かじる
いろんなものかじってみたいの
服やバッグなど、なぜか高級品から噛みますし(笑)、噛まれて穴のあいた服を知らずに着て、すまして歩いていたこともありました(笑)。
私たちも、身の回りのものをかじられて困りますが、破片を飲み込んだりしたら、うさぎも困るのです。うさぎは、猫や犬、他の動物のように吐き戻しができません。一方通行なので、一度飲み込んでしまったら、排出されるのを待つのみです。運良く出てくれればいいのですが、詰まってしまったり、体内で悪影響を及ぼす物質などを含んでいるものを飲み込んでしまったときは、できるだけ早く動物病院に連れて行ってください。状況にもよりますが、開腹手術しなければいけない場合もありますので、こんな事態になる前に、うさぎのまわりに有害なものは絶対に置かないでください。
飛びしっこ
自分の縄張りを示すために、部屋や、ある一定のスペースの四隅におしっこをしたり、ぴょんと飛びながらおしっこをひっかけるときがあります。壁や家具に、見事に弧を描いてマーキングされているのは芸術的でさえあります(笑)。単頭飼いならば、やがてその行動は落ち着きますが、多頭飼いや、飼い主さんが他のうさぎのにおいを付けて帰宅したときなど、見事にマーキングの飛びしっこを浴びることがあるかもしれません。うさぎの尿は、水拭きでほぼ落ちます。
これらの行動は、うさぎの本能なので、怒ったりせず、こまめに掃除してあげてください。また、いつもマーキングするところにトイレを置いたり、飛びしっこするところにはカバーをかけたりして、ガード対策をすれば、お掃除も楽になります。
足ダン
後ろ足を叩きつけて、バン!と、とても大きな音を出します。これは、うさぎ同士で仲間に危険や号令を伝える手段なのですが、家の中でペットのうさぎがする場合、不満があるか、飼い主に用があって呼んでいるのです。たいていは「遊んでほしい」「かまってほしい」「隣のやつ(例えば新入りうさぎを迎えた時など)が気に食わない」などです。また、まれに、ケージに虫が入り込んでいるとか、窓の外にカラスや野良猫がいるとか「人間!なんとかして!! 」のサインの場合もあるので、よく注意して原因を取り除いてあげてください。
ケージカジカジって?