暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

ソムリエ直伝!ワインの上手な頼み方とスマートマナー

かしこまったフランス料理店でのマナーや振る舞い、気になりますね。特にワインに関しては、頼み方や飲み方といった疑問や不安を聞くことが少なくありません。東京ステーションホテルの「ブラン ルージュ」のシェフソムリエ、鈴木利幸さんに、スマートな頼み方やテイスティング、正しいマナー、そして通に見られるお得な情報を伺いました。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

シェフソムリエ鈴木氏

シェフソムリエ鈴木氏

かしこまったフレンチレストランでのマナーや振る舞い、気になりますね。特にワインに関しては、私のマナースクールの生徒さんからも疑問や不安をお聞きすることが少なくありません。

そこで、今最も予約が取りにくいと言われる「東京ステーションホテル」のレストラン「ブラン ルージュ」のシェフソムリエ、鈴木利幸さんにお話を伺って参りました。スマートなオーダーやテイスティング、本当のマナー、そして通に見られるお得な情報まで、見逃せないインタビュー内容です!


食前酒って頼むべき? 

諏内:まずは食前酒(アペリティフ)についてお伺いさせて頂きます。席に着くとまずアペリティフメニューが渡されますが、やはり頼むべきでしょうか?

鈴木氏:いいえ、必要なければ結構ですよ。もちろん、お好きなものを飲まれながらお料理をお待ち頂いたり、レストランという雰囲気を楽しまれたいという時はご注文なさって下さい。

諏内:では、すぐに「ワインリストの方を見せて下さい」でもよろしいですか?

鈴木氏:はい。もちろんです。

値段を口にしない スマートなワインの頼み方

諏内:接待やデートなど、お連れの方に金額が判らないように注文したい場合は?

鈴木氏:一番簡単なのは、ワインリストの金額を指して「この辺で、辛めのものを…」などとおっしゃって頂くことですね。ご予算に応じたお勧めのものをご提案させて頂きます。

諏内:そのオーダー法でしたら、ご予算が知られずにオーダーできて安心ですね。

鈴木氏:私どもはお客様のご予算内でご満足頂けるようベストを尽くしますので。但し、多くを省かれたり、全てをリーズナブルにされるのではなく、雰囲気やちょっとした贅沢感も味わって頂き、付加価値、非日常を愉しまれることもお勧めです。

<鈴木氏 お得情報>
お電話でのご予約時にご予算とお好みを伝えて頂けますと、プロ意識がくすぐられ、ソムリエというものは頑張りますよ! ちょっとくらい採算が合わなくてもご用意してしまいますね。

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