タイタニックが残した本物の遺品を見に行ける『Maritime Museum of the Atlantic』
カナダ東部、ノバスコッシア州の州都ハリファックスは大西洋に面した港町。古くからある建築物、街を活気づける現代的な建物、そして海や丘などの自然が共存する、ゆっくりとした時間の流れる街です。そのハリファックスで見逃せないのが、「Maritime Museum of the Atlantic」(大西洋海洋博物館)。映画『タイタニック』のファンなら興奮すること間違いなしの展示物を見ることができます。というのも、ハリファックスは、1912年に沈没した豪華客船タイタニックを救出するための船が出航した港。沈没事故により多くの人が亡くなったため、この街には200人を超える遺体が運ばれてきたそう。そのため街の中には事故で亡くなった方が眠るお墓もあります。
この博物館にはそんなタイタニックの、最初で最後の航海で使われたデッキチェアやファーストクラスの食器、乗船していた子どもの靴などの遺留品が展示されています。また、細部まで再現されたタイタニックの模型や、海底に沈むタイタニックの映像を3Dで見られるミニシアターも必見。映画自体が本物のタイタニックを忠実に再現して作られたということもあり、映画のファンなら見た事のある展示物も多いはず。ぜひタイタニックが残した本物の遺品を見に行ってみてはいかがですか。
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■Maritime Museum of the Atlantic(大西洋海洋博物館)
住所:1675 Lower Water Street, Halifax, Nova Scotia
営業時間:
5月~10月/月・水・土 9:30-17:30、火 9:30-20:00、日 13:00-17:30
11月~4月/火 9:30-20:00、水~土 9:30-17:00、日 13:00-17:00
入館料: 大人8.75ドル (11月~4月は4.75ドル)、タイタニック3Dシアター(5月~10月のみ)3.85ドル
定休日:11月~4月の月曜日
ホームページ:Maritime Museum of the Atlantic
※このデータは記事公開時点のものです。
Photo by Ryoko Wanibuchi