学費・教育費/子どもの習い事にかかる費用

幼児期の英語教育にかかるお金

幼児期の英語教育にはどのようなものがあって、費用はどれくらいかかるのか、見てみましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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グローバル化が進んだことで、「公用語が英語」という企業も珍しくなくなりました。幼児期の英語教育にはどのようなものがあって、費用はどれくらいかかるのでしょうか。高いところからリーズナブルなものまで、見てみましょう!
英語教育は環境作りと継続が大事!

英語教育は環境作りと継続が大事!



インターナショナルスクールやプリスクール

語学は習慣。幼いうちから触れる機会が多ければ、日本語を覚えるように自然と覚えていってくれるもの……という期待もあって、早くから始めようとするママ・パパも多いようです。

幼児期から英語漬けの生活をさせたいと、インターナショナルスクールやプリスクールを考える方もいらっしゃると思いますが、費用を見ると一般的な家庭の子どもが通うことはそう簡単ではなさそうです。

親にもネイティブ並みの語学力が求められたり、インターナショナルスクールの中には学費などの費用で年間200万円以上かかる学校もあり、それなりの覚悟が必要です。

<インターナショナルスクール・プリスクールの例>
※金額は掲載日時点のものです。詳細は各スクールへ問い合わせください。

■アメリカンスクールインジャパン(調布)
授業料 : 240万3000円
入学金 : 30万円
設備費 : 70万円
スクールバス : 34万円
その他 : 2万円

■Pal International Preschool(東京都港区)

年間授業料(週1~5日) : 66万円~195万円
入会金 : 20万円
管理費 : 1.5万円
保険料 : 1万円 など

手軽な英会話教室

もっと手軽に英語に触れさせたいのであれば、英語教室に通わせる方法があります。こちらは週1回1時間弱で月謝5000円~1万2000円位。その他教材費、入会金、年会費などもかかる場合が多いようです。

月謝の差は、講師が日本人かネイティブかなどによって異なります。「本物の発音を身に着けさせたい」というならネイティブ講師、「英語に慣らしておきたい」という程度ならば日本人講師など、目的をよく考えてから始めることも大事です。

ただし、週1回程度の教室に行くだけでペラペラになれるわけはありません。自宅でも英語に触れる機会を作った方が上達するのが早いのは言うまでもありません。

<英会話教室の例>
※金額は掲載日時点のものです。詳細は各スクールへ問い合わせください。

■ヤマハ英語教室(小学1~3年生の場合)
レッスン料(50分×年間42回) : 月額7000円(税別)
教材費 : 1万6300円(税別)
*別途、入会金・施設費(月額)が別途かかる(金額は施設により異なる)
※講師は日本人

■イーオンこども英会話(小学生低学年クラスの場合)
入会金 : 1万800円
月謝 : 1万368円(週1回、50分)
教材費 : 2万3544円(1年分)
システム管理費:月864円
クラブチャット:月300円
※外国人講師のコースの場合

テレビの英語番組

NHKの「えいごであそぼ」や「リトル・チャロ」など、テレビでも幼児向け英語番組はいくつかあります。テキストまで買わずに録画して見るだけならほぼ無料! しかもよくできていて楽しめる構成になっています。

小学生なら、「プレキソ英語」がおすすめです。楽しめる工夫があって、子どもたちもまずは「英語って楽しい」と思ってもらえるのではないかと思います。

子ども向け映画を英語で流す!?

ディズニー映画などのDVDを、英語で繰り返し見せるのもおすすめです。意味はわからなくても、耳の良い子であれば、ちょっとした表現などはそのまま覚えられます。こんな意味だよと教えてあげれば、子どもも喜んでその表現を使ってくれるかもしれません。

環境作りと「長く続けること」が大事

幼少期に英語をペラペラ話していたような帰国子女でも、言葉は使わなければどんどん忘れてしまうといいます。語学はやはり継続が大事。語学教育を始める際は、長く続けられるように、金銭的負担や通学時間などの負担も考え、また、お子さんにあった選択をすることが何よりも大事ですね。

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