デジタルビデオカメラ/デジタルビデオカメラレビュー

小さな巨人 キヤノン iVIS HF R42 レビュー(3ページ目)

キヤノンが新しく発表したコンシューマ向けビデオカメラ、『iVIS HF R42』は、ベビーなボディに凄いパワーを秘めて登場しました。今回のHF R42は、「子育てが初めてのファミリー」にビデオをもっと楽しんでもらおうと、さまざまな便利機能が搭載されています

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド


Wi-Fi機能が秀逸

今回のレビューで最も感動したのが、HF R42のWi-Fi機能です。Wi-Fi機能については、前バージョンのHF M52で搭載されたのですが、今回はさらに機能アップしていました。

Wi-Fiで利用できる機能は、次の4機能です。

  1. Movie Uploader
  2. リモートブラウズ
  3. ライブストリーミングリモコン
  4. 直接アップロード

このうち「直接アップロード」以外は、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンと連携することで利用できる機能です。

Wi-Fi機能を利用する

Wi-Fi機能を利用する


●リモートブラウズ【iOS/Android】
スマートフォンのWebブラウザー(要HTML5対応)からHF R42にアクセスし、動画や静止画を再生したり保存できる機能。基本的には、HF R42からスマフォに映像を転送し、それを持ち歩くというのが、メインの使い方でしょう。

Webブラウザでカメラ内の映像一覧を表示 (画面はiPhone 5)

Webブラウザでカメラ内の映像一覧を表示 (画面はiPhone 5)

選択した映像を表示・再生する。 なお、再生できる動画は、MPEG-4形式。AVCHD形式は再生ができない。

選択した映像を表示・再生する。 なお、再生できる動画は、MPEG-4形式。AVCHD形式は再生ができない。


●ライブストリーミングリモコン【iOS/Android】
撮影中のビデオカメラを、専用のアプリ「Camera Access」を搭載したスマートフォンで映像を確認しながらリモートコントロールする機能です。カメラを持って近づけないとか、撮影ポイントにいることができないというときに便利な機能です。

アプリでは、記録のON/OFFのほか、ズーム操作が可能。しかも、映像の記録は内蔵メモリーとSDメモリー双方同時に可能で、内蔵メモリーにはAVCHD、SDメモリーにはMPEG-4と分けて記録できるという便利さです。

「ライブストリーミングリモコン」では、スーム操作と記録のON/OFFが可能

「ライブストリーミングリモコン」では、スーム操作と記録のON/OFFが可能


内蔵メモリーにはAVCHD、SDメモリーにはMPEG-4と振り分けて記録できる

内蔵メモリーにはAVCHD、SDメモリーにはMPEG-4と振り分けて記録できる


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