うさぎのフェスティバル
毎年、うさフェスタは大賑わいです
日本最大のうさぎのイベントとしては『うさぎのしっぽ』が主催する「うさフェスタ」でしょう。もともとは、うさぎのコンテストから始まったものですが、いまや、コンテスト会場のほかに、うさぎフードやうさぎグッズメーカーがブースを出し、また、うさぎの手作り品を作っているアーティストのブースもあり、楽しいイベントとして、毎年開かれています。こちらへの来場数は毎年増え、開催はたったの二日間ではありますが、1万人以上の人が足を運びます。
うさフェスタ以外にも、全国各地で、うさぎだけのフェスやイベントが開かれています。それは、うさぎ専門店さんが主催するものや、うさぎグッズ店が集結するもの、保護を訴える内容のもの、写真展、個展などなど「うさぎ」だけをテーマとしたものです。これを考えても、世の中にうさぎ好きさんは、相当数いる、と憶測するのです。
今後の問題
うさぎは室内で飼い、散歩もいらないため、うさぎ飼いさんの実態ははっきりつかめないのが現状です。犬のように、保健所登録もないので、個体の登録がなされていないうさぎが大多数だと思います。未だに小学校などでは、複数を屋外の箱庭で飼育し、望まぬ妊娠をして増えてしまうケースもあるようです。ぜひ、正しい知識を持って、うさぎをはじめ、ペットは適切に管理して欲しいです。うさぎに限らず、全てのペットにおいて、個体識別ができる、マイクロチップ装着も、普及してほしいです。しかしこれにも問題点がないわけではないので、改善点を探る必要があると思います。
かかりつけ医を持ち、動物病院さんがサーバーになって、ある程度の近隣のペットの状態を把握していただけるといいと思います。正しい知識や、ペットにとっての安心快適につながる情報など、教えていただけたらもっと環境が整うのかなと思います。
私のところのお客様からよく、動物病院へ行ったら、うさぎさんばかりだったという話をよく聞きます。もちろん、うさぎに詳しい先生の病院でしょうから、その割合は多くなるのは当然ですが、それだけたくさん、うさぎを飼っている人は増えているのです。
ペット始め、人と暮らすうさぎの環境が良くなるように、まずこうして小さな文章を発信して、尽力してゆきたいと思っています。