テクノポップ/アーティストインタヴュー

歌姫、野佐怜奈ヒストリー(5ページ目)

野佐怜奈ちゃんにインタヴューです。「その名はスペィド」、響レイ奈、そして現在も活動中のノーサレーナとしての活動を経て、野佐怜奈としてソロデビュー。デビュー作『don't kiss, but yes』は、元Pizzicato Fiveの高浪慶太郎さんの全面的プロデュースの元、あの時代が蘇ります。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

マリアンヌ東雲さんと

ガイド:
「ランブルスコに恋して」は、マリアンヌ東雲さんとの共演ですが、マリアンヌさんとは以前からお知り合いだったのでしょうか?

野佐怜奈:
彼女と最初に会ったのは……新宿JAMで共演したときですね。最初お互いツンツンしてたかも? でも、今はよく会いますね。

『don't kiss,but Live!!!』でもデュエットしてもらって嬉しかったです。よく支配人室(マリアンヌ東雲様の自宅)でも何人かで女子会したり。キノコホテルの札幌公演にも4月14日にゲストで出演させて頂きます。彼女と私の対談がHPに掲載されているのでよければ見てみて下さい! 性格は正反対なんですけど何か妙に気があいます。ちなみに、野宮真貴さんや高浪慶太郎さん、作詞で参加してくださった田中貴さん、西浦謙助さんとも対談させてもらいました。

ガイド:
この曲は、野佐さん自身が作詞されていますが、ランブルスコっていうお酒の曲。お酒の歌を作りたかったのですか?

野佐怜奈:
この曲は、最初に音が出来ていました。ちょうどその頃、ランブルスコが私の周囲で流行っていて、変な名前だなぁと思っていて。ふと「ランブルスコに恋して」の歌詞を思いついて、ちょうどサビとピッタリ合ったので使う事になりました。お酒も好きですけど(笑)。
 

歌手はドラマの演者

ガイド:
さて、ここまでの経歴も含めたお話を聞いて来て、野佐さんは変幻自在、懐が深いと感じます。同時に、それらは全く違うベクトルを向いている訳ではなく、表現者としてのこだわりを感じますが、どうなのでしょうか?

野佐怜奈:
もともと、歌うことがとても好きなんです。人それぞれ得意なこと、好きなことがあると思うのですが、私は歌でした。シンガーソングライターさんにも憧れますが、やはり歌を中心にやっていきたい。歌手は曲の中で情景や心情を演じる人だと思います。楽曲は一つのドラマで、プロデューサーさんはその監督。ドラマと監督の両方が無ければ私は歌手ではいられないと思います。

ガイド:
僕は、野佐さんのファッションもとても好きですが、野佐さんのファッション哲学みたいのがあれば、ぜひ聞きたいです。

野佐怜奈:
ありがとうございます(笑)。哲学……偉そうなことは言えませんが、その日のコーディネートにテーマを作ることと、出来るだけヒールの靴を履くことと、見えないお洒落にこだわることです。ちなみに、ヴィンテージアイテムを取り入れたファッションが好きですね。今日はワンピース、ポンチョは60年代の古着で。今ものとミックスしながらコーディネートするのが楽しいです。ヴィンテージの良いところは、昔誰かが着ていたり、デッドストックで誰かが保管していたりで、今ものに比べると、愛がたっぷりです(笑)。

ガイド:
目標にしているとか憧れの対象とかがあれば、教えてください。

野佐怜奈:
野宮真貴さんと、オードリー・ヘップバーンです。チャーミングな方に憧れます。

ガイド:
長い間、お話しいただき、ありがとうございました。また、違う名義でやるとか?

野佐怜奈:
違う名義での予定は特にないです。今日はありがとうございました!

野佐怜奈オフィシャルサイト(特集アーティスト対談もぜひ読んでください)
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