駐車場経営
「とりあえず駐車場にでもしておこう」若者の車離れが進んでいるため、車自体の数が減っています。固定資産税分の収益さえももたらさない不良資産となっていまう可能性も否定できません。まずはそのエリアにおいて駐車場の需要があるのかどうかの市場調査が必要です。周辺に駐車場が多数あり、空がないようであれば需要は十分あると思われます。
安易な駐車場経営を考えてはいませんか?
・スペースに余裕があり駐車しやすい
・車を雨ざらしにしないための簡易的な屋根がついている
・どこよりも安い
などの競合物件に抜きんでた「武器」はもっておくべきです。
車通りが活発なエリアやビジネス街であれば、通常の月極めではなく、コインパーキング業者に一括して貸すことも考えられます。場所によっては月極めで個人に貸すより、高い金額で借りてくれる可能性もあります。駐車場が利用されてもされなくても、常に一定の金額が入ってくるので、リスクはありません。
面白い試みとして、最近では月極めやコインパーキングの上の空間を有効活用しようと考えている業者も増えてきています。まず鉄骨で足場を組み、その上に屋上緑化の技術を利用して公共スペースを作ります。そこにちょっとした屋台やカフェスペースなどを設置しようというものです。住宅街の小さめの駐車場では、近隣住民からの反対なども予想されるので難しいかもしれませんが、オフィス街の大規模駐車場では、今後増えてくるかもしれませんね。ただ、駐車場にしておくと土地の相続税評価額が高くなるので、その辺りを含めて考える必要があります。
太陽光パネル
利用価値のなかった土地が収益を生む可能性も