テクノポップ/アーティストインタヴュー

名古屋発テクノポップガール、NATSUMI(2ページ目)

名古屋テクミーでも活動するテクノポップガール、NATSUMIちゃん。Missingsoulさんのプロデュースのもと、ほぼ自作自演で3作目となる『Pocketful of Dreams』が完成! リリース記念インタヴューです。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

YMOの……?

ガイド:
pocketfulofdreams

Pocketful Of Dreams

では、新作『Pocketful of Dreams』についてお伺いします。これは意識されたのかは分かりませんが、僕のような世代としては、YMOの「Pocketful of Rainbows(ポケットは虹でいっぱい)」にインスパイアされたのかなぁと……勝手に推測してしまいます。というのは、1曲目のエレクトロニカな曲も「Rainbow」だし、ジャケも虹っぽいし……。

YouTube(試聴できます)
NATSUMIショップ(ご購入はこちらで)

NATSUMI:
私は特に意識していませんでした。というか、今その曲を知りました(笑)。世代的に、Missingsoulさんはインスパイアされているところがあるかもしれませんね。

Missingsoulさんとの出会い

ガイド:
CDアルバムは面白い構成になっていますね。最初の7曲は、Missingsoulさんによるプロデュース楽曲、残り5曲はオリジナル。Missingsoulさんとは、どのようなご縁で一緒にやることになったのですか?

NATSUMI:

一昨年、ゲーム音楽系のイベントに遊びに行ったときに初めてお会いしまして、そのとき渡したデモCDがきっかけで曲をリミックス(リアレンジ?)していただくことになりました。ちなみにその曲は『Pocketful of Dreams』にも収録されている『We believe』という曲です。Missingsoulさんにしか表現できないものと私にしか表現できないものがあると思うので、この違った良さも楽しんでもらえたらいいなぁと思っています。

ガイド:
ほとんどの楽曲制作は自分でされていると理解しますが、だいたいどのような手順でやっていくのですか?

NATSUMI:
まず、テーマや伝えたいことの方向性をなんとなく決めて、そこから歌詞と楽曲を同時進行で作っていきます。歌詞は自分が思ったことや感じたことを表現したり、曲中の主人公の気持ちを想像して書きます。楽曲はキーボードで音を鳴らしながら手探りで音を組み立てます。ミックスもほぼ同時進行。歌は自宅で録っています。

切ない気持ち

ガイド:
「Weather」は、80年代の中盤から終盤にかけての懐かしいほんわかしたテクノポップの香りがします。切ない女の子の気持ちを感じます。NATSUMIちゃんが切なくなるのはどんな時?

NATSUMI:
そうですねー。伝えたい気持ちが伝えられないときとか、子どもの頃の楽しかった日々を思い出したとき、ですかね!
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