定年・退職のお金/【ユーザー投稿】失業給付(失業手当)で損をしないためのコツ

雇用保険は「複数の職場の勤務期間」が合算可能

雇用保険の給付で見落とされやすいのは「期間の合算」です。「それぞれの再就職までの期間が一年以内で、給付をまだ受けずにいる」ならば複数の職場での勤務期間を合算することが出来ます。つまり短期間で離職を繰り返していても、通算の期間が条件に満たされていれば雇用保険は給付されることができます。

投稿記事

失業給付は前職の在籍期間だけでは決まりません

被保険者期間(失業給付の期間を決める「前職の在籍期間」)は、『離職日から1年以内に再び雇用保険の被保険者になった場合』、尚且つ『その間に雇用保険を受給していない』場合は、「複数の職場での勤務期間を合算」できます。

当然といえば当然なのですが、稀に見落とす方がいらっしゃいます。
必ずしも直前の職場に6ヵ月 or 12ヵ月在籍しなければならない、という訳ではないのです。

つまり、すぐに辞めてしまう、を繰り返してしまっても、通算での期間が稼げれば、雇用保険は利用できるようになるのです。

例えば、直前の職場に2ヵ月しかいなくても、その前の職場で5ヵ月、さらにその前の職場で5ヵ月勤めており、「その間に雇用保険の給付を受けておらず」、「それぞれの再就職までの期間が一年以内であれば」、被保険者として保険料を払っていた期間は【12ヵ月】です。
※3つの職場で雇用保険に加入していたことが前提です
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/10/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます