社会保険労務士って?

皆様は社会保険労務士という資格について、どのようなイメージをお持ちですか?「国家資格なのは知っているけど、それ以上は知らない…」という方もいらっしゃるでしょうし、「独立・開業が可能な資格」とか「国の年金制度の専門家ですよね。」という方もいらっしゃるでしょう。

昨今では、2007年以降に大きな社会問題となった「消えた年金問題」を契機に、国の年金制度や健康保険制度を取り上げたテレビ番組にコメンテイターとして登場する機会が増え、年金の専門家というイメージが定着してきていると言えるでしょう。

それでは、実際に社会保険労務士とはどのような資格なのでしょうか。

社会保険労務士法に基づく国家資格者

社会保険労務士は、社会保険労務士法に基づく国家資格者です。
社会保険労務士試験に合格した後に、全国社会保険労務士会連合会(以下「連合会」と言います)に登録をすることで、プロとして社会で活躍することができます。

平成24年3月末日現在では、全国で36,850人の社会保険労務士が登録しています。

現在では年金の専門家としてのイメージが強くなった社会保険労務士ですが、実際にはその役割は幅広く、労働・社会保険に関する法律の専門家として、企業経営に係わる従業員の採用から退職までの人事労務の諸問題や個人の年金相談に応じています。

これらの分野は、企業経営の3要素である「ヒト・モノ・カネ」のうち、最も重要とされる「ヒト」に関することであり、景気低迷が長期化している現在の経済状況下において、企業の健全な発展とそこで働く労働者の福祉の向上を果たすため、社会保険労務士に寄せられる期待はますます大きくなっていると言えるでしょう。