社会保険労務士の仕事

社会保険労務士の仕事は、大きく分けて以下の3つに区分することができます。
社会保険労務士業務の3つの区分

社会保険労務士業務の3つの区分


▽労働・社会保険手続の代行
労働・社会保険関係の手続や給与等の計算、法定3帳簿(労働者名簿・出勤簿・賃金台帳)の作成は手間がかかり、非常に複雑なので企業にとっては大きな負担のひとつです。専門的な知識を持った社会保険労務士は、このような労働・社会保険手続をすばやく正確に行います。

▽人事労務管理のコンサルティング
労働・社会保険関係の法律のエキスパートとして、企業の人事労務管理について相談に乗り、適切なアドバイスを行います。最近では職場のセクハラ・パワハラ、メンタルヘルス、解雇・退職を巡る労使間のトラブルが増えており、社会保険労務士はこれら労務トラブルの解決をサポートします。
また、企業のコンプライアンスを確立し、より良い職場作りや人材育成を図るため、就業規則の作成や、人事関連諸制度(評価・賃金・退職金等)の構築に関するコンサルティング業務も担います。

▽年金相談
年金は、個人の加入状況などにより支給額が異なる上に、法改正や制度自体の変更などにより、見込み支給額が増減することもありえます。年金制度に熟知した社会保険労務士は、個人の方からの様々なご相談に乗ったり、年金をもらうための手続をお手伝いします。

開業社会保険労務士と勤務社会保険労務士

社会保険労務士の資格を取得する大きな魅力は、独立・開業して企業から顧問契約などを受託し、専門知識に基づくアドバイスを行えることでしょう。
この場合は、連合会に開業登録することになりますが、その他にも勤務登録をして、自ら勤務する企業内で専門知識をいかして活躍する方法もあります。

開業登録・勤務登録の違いは以下のとおりです。

▽独立型
・開業社会保険労務士…企業などから業務の委託を受け、その報酬を得て社会保険労務士業務を行う。
・社会保険労務士法人…社会保険労務士業務を、法人として組織的・継続的に行うことを目的に設立する。設立には、開業社会保険労務士が2人以上必要となる。

▽企業所属型
・勤務社会保険労務士…企業に勤めながら、その企業の労働・社会保険関係の書類作成や手続きなどの社会保険労務士業務を行う。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。