今回は、シンプルなすりながしに仕上げていますが、もう少しボリュームがほしい時は、お豆腐を入れたり、キノコ等を加えたりしてもよいでしょう。手頃な値段で求めやすい栽培種の山芋の中でも、今回は大和芋を使いました。
山芋のすり流し汁レシピ
材料(2人分)- 山芋 120g
- 出汁 300ml
- 醤油 小さじ1
- 塩 少々
- 海苔、柚子の皮、クコの実 少量
- 山芋はよく洗ってから水分をふきとり、ガス火で炙ってヒゲを焼き切ります。すりばちで皮ごとすります。(皮がすりきれず固まったものはとりのぞきます)
- だしの半量を少しずつ入れてよく混ぜ合わせます。
- 鍋に入れて中火にかけ、ふわっと山芋に火が通ってくるので弱火にして、残りのだしを加えよく混ぜ合わせ、醤油、塩で調味します。
- 器に注ぎ、ちぎった海苔、刻んだ柚子の皮、酒で戻したクコの実を添えます。
※柚子胡椒などを辛みに添えてもおいしいです。山芋の種類により粘りも違いますので、だしの量は加減してください。
参考/
- 味覚の歳時記(講談社)
- 別冊太陽『料理』(平凡社)
- 日本の野菜レシピ(高橋書店)
- かつおだしが抗疲労効果を有することを確認復(味の素株式会社)