肌のトラブルといえば「ニキビ」。思春期にできたTゾーンのもの。大人になってできた顎や口まわりのものなど、あらゆる種類のニキビがあります。直接の原因は「毛穴が詰まり炎症になってニキビができる」ことですが、根本的な原因は、生活習慣やストレス、肌質、体質など十人十色。ネットではあらゆる「ニキビケア」の情報が氾濫し、「いったいどうすればいいの?」と迷ってしまうことも。
そこで、「ニキビケアの基本」をおさらいしてみましょう。
ニキビができたら皮膚科へ!
ニキビができる原因は様々です
思春期ニキビ・大人ニキビといろいろな名前がついていますが、一般的にニキビは「尋常性ざ傷」と呼ばれる皮膚の病気です。「出来てしまったら皮膚科へいく」というのが基本です。皮膚科では、薬や処置、生活習慣、化粧品の使用方法など、先生の指示に従ってください。「どこに行けばいいの?」とお迷いの方は、「
ニキビは皮フ科へ」というサイトでニキビ治療に注力している皮フ科の病院が検索できます。
皮フ科のニキビ治療も年々進化しています。皮膚表面をケアする塗り薬や処置。皮膚の内側からケアする塗り薬や、サプリメント、漢方薬にいたるまでさまざまなアプローチがあります。また「皮フ科にいけば数日で治るだろう」と考えてしまいがち。ニキビを治療するには数週間から数か月と時間がかかることもありますので、早めに治療をスタートさせてください。
化粧品は「ニキビを治す」ものではなく、「ニキビができにくい肌になるためのケア」
ネットでは「これでニキビが治った」という化粧品情報が満載です。藁にもすがる気持ちで使いたくなります。だけど、ちょっとまってください!「これでニキビが治った」というのは個人的な感想にすぎません。化粧品はあくまで「ニキビができにくい肌」になるためのケアです。化粧品の中でも、薬事法で効果が認められている成分配合の「医薬部外品」表示のあるものや、皮フ科で推奨されている化粧品などを上手に利用して、ニキビができにくい肌を目指していきましょう。