車を替えたのにも関わらず、軽自動車の保険料は同じ!?
普通自動車、小型自動車は車を替えれば保険料も少なからず変わります。しかし軽自動車は……!
●普通自家用車
車種:トヨタ ヴェルファイア(平成29年4月、GGH35W)
任意保険料:2万6460円
●軽自動車
車種:ダイハツ タント(平成29年4月、LA610S)
任意保険料:2万2606円
普通自家用車の「プリウス」と「ヴェルファイア」を比較すると、平均保険料に約4000円の差が出ました。対する軽自動車は、「NBOX」と「タント」で差は全くありません。
これは「タント」を「ハスラー」、「ワゴンR」、「ムーヴ」などの軽自動車に替えた場合でも同じ結果になるのです(ただし条件が同一で車両保険がない場合)。その理由はなんでしょうか。
普通・小型自動車にある「料率クラス」が軽自動車にはない
「料率クラス」とはこちらにて解説している通り、自家用(普通・小型)乗用車の型式ごとに割り当てられるクラスです。数字が小さいほど保険料が安く、大きくなるほど保険料が高くなります。この料率クラスが軽自動車にはないというのが大きなポイントです。例えば車両を買い替える際、軽自動車から軽自動車で諸条件が同一なら、保険料に差はありません。しかし軽自動車から普通乗用車なら、買い替える車の料率クラスで保険料に変化が出てきます。
現在、軽自動車に乗っている人、これから乗る予定の人は、このあたりも参考に保険を考えるとよいのではないでしょうか。
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