色温度が変化するLEDライン

FEELUX JAPAN社 

「照明の最新技術　ライティングジャパン2013」の記事でご紹介している、第1回東京デザイン照明展に出展されていた照明器具や光源をピックアップしてご紹介します。

写真1は、韓国の照明メーカ―で、LEDの棚下灯を中心としたライン照明を展示しているFEELUX社の展示ブースです。FEELUX社は、中国やアメリカ、東南アジアにも拠点を設けており、2012年8月に日本にFEELUX JAPAN社を設立しました。
中でも注目したいのは、器具横のスイッチで調光、調色操作ができるライン照明モジュールです。（写真2、3）色温度は、2400K～6500Kで変化し、明るさも自在に設定することができます。調光のみのタイプもあり、用途や予算に応じて選択できます。

スイッチ部分は取り外しが可能で、建築化照明などで手の届きにくい場所や灯数の多い場所では、壁付けの調光・調色スイッチで操作します。
器具幅15mm、高さ16mmとスリムで、棚下や家具と一体になった照明にも使いやすいかと思います。マグネットが標準装備されており、鉄金物では取付けも簡単です。木板などに取り付ける場合は、レール等の取付け部材も別途販売されています。

こちらの器具は24Ｖ点灯のためダウントランスが必要となり、器具設置の際にはそれを置く場所も同時に検討します。ダウントランスは75Wタイプであれば、最大3m程度まで連結可能です。

光色の変えられるライン形LEDモジュールは空間の雰囲気を変えるだけではなく、例えば店舗の棚下灯として使用すれば、展示商品によって光色を変えてみたり、また、店の全般照明に光色を合わせて落ち着いた雰囲気にしてもよく、逆に全般照明の光色と異なる色味にすることで、棚の商品を目立たせるなどの多様な演出効果を可能にします。

この他にも、写真4の光の広がり角度を5段階から調整できる棚下灯など、用途や設置場所に応じ調整可能な器具を取りそろえています。

※写真2～4は、FEELUX社提供
FEELUX代理店：株式会社ケーエスシー
tel：03-3391-6260



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