学費・教育費/子どものお年玉相場

子どものお年玉は卒業や就職などの節目まで

お年玉は18歳くらい、または高校・大学・中学卒業や就職の節目まであげるものと考えています。その理由について、調査データも参考にしながら解説したいと思います。

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お年玉は何歳まであげるべきか、相場

18歳くらい。または高校・大学・中学卒業や就職の節目まで。

その理由が、回答にあたって、あらかじめ友人たち、親戚、会社の同僚とお年玉の話しをして相場がどのくらいか探ろうとしました。しかし、あげる年齢、金額、あげ方のルール的なこと、等意見はばらばらで考え方の違いが大きいという結果が出てしまいました。

またお年玉をあげる際の年齢や金額など、一般的なマナー等の側面も調べてみましたが、特に決まりごとはない様です。

ただ、相場を考えるというものですので、企業が行ったアンケートがないか探してみたところ「アイリサーチ」で知られる株式会社ネオマーケティングが2012年12月に行った調査が公開(pdfファイル)されていました。

この結果がどの程度、世のお年玉事情を正しく反映しているか判断するのはなかなか難しいですが、リサーチの専門企業が調査した統計的に有意な資料と考えられますので平均的な各数値を見てみたい方には参考になるように思います。

これによると、1位は18歳で40%弱、2位は20歳で25%弱、3位は15歳で約10%、4位は22歳で9%と、高校、中学、大学卒業や就職などが節目になっている様で、何となく一般的な予想通りの結果に近い気がしました。

やはり卒業や就職で自分でお金を稼げるようになるまで、または義務教育終了時や二十歳が区切りとしてよいと考えている親が多いということでしょう。自分もこのような考え方に特に異論はありません。

ただ、実際のところ私自身は小学6年まででした。私の家の場合は、高額なものを買いたい時は、親に買いたい理由をきちんと話して納得を得られれば、年中いつでも買ってくれるといった方針だったので、お年玉が特別ではなかった記憶があります。

今年のお正月に関しては、私は独身なのでお年玉は親戚の子どもたち(全員小学生)にあげる立場ですが、例年通り配ってきました。そして子どもたちにお礼を言われ、嬉しそうに彼らが跳びはねて戻っていく姿を見ると、子どもの成長の早さに感心しつつ、その元気に触発され、自分も今年1年頑張ろうという気になります。

お年玉の由来は「お年魂」、つまり1年の始まりに神様から1年分の魂(=活力、気力)をいただくというものなので、私や子どもたちが感じたものとまさに同じです。昔の人はうまいことを考えたものです。
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