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貯めたい人必見!貯蓄がニガテな人のよくある行動3つ

「お金を貯めたい」と思っているのに貯まらないという人は、日ごろの動線に問題があるのかも!? そこで、貯まらない人がよくしてしまう行動を3つ紹介します!

西山 美紀

西山 美紀

貯蓄 ガイド

貯蓄法や子育てにかかるお金の貯め方などをテーマに、女性誌やビジネス誌で活躍。お金が貯まる人になるコツをアドバイスします!

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「お金を貯めたい」と思っているのに貯まらないという人は、日ごろの動線に問題があるのかも!? そこで、貯まらない人がよくしてしまう行動を3つ紹介します。
 

貯まらない人の行動その1:特売やセールによく行く

セールになると2割引き、3割引き、半額……などと、とてもオトクな感じがしますよね。「欲しかったあのニットが半額で買えた」ということであれば、ラッキーな買い物になりますが、「セールに来たけど、ほしいものがない。でも半額だし、まあまあ良さそうなのを2枚買っちゃおう!」という行動はNGなんです。
 
お金が貯まらない人の行動とは

お金が貯まらない人の行動とは


なぜなら、それほど気に入っていないけれど、安さにつられて買った洋服って、あまり着ないものではありませんか? 例えば1万円の洋服が、半額セールで5千円になっていたとして、安いけれど、どうもしっくりくるものがないケース。

でもせっかくセールに来たんだからもったいないし、どんどん売れていく周りの状況に焦ってしまって、とりあえず5千円の洋服を2つ購入。でも、家に帰って改めて着てみたらイマイチ(涙)。で、結局クローゼットに入りっぱなし……これでは、1万円の出費は完全に無駄ですよね。

それなら逆に、セールではない時期にお店に行って、ゆっくり吟味しながら気に入った洋服を定価1万円で買ったほうが、同じ1万円の出費でも意味があることになるのです。

セールによく行かれる方は値段だけでなく、「本当に欲しいかどうか」ということも考えたうえで、買うかどうかを決めましょう。安さにつられて衝動買いをしがちな方は、逆にセールではない時期に行くほうが、上手な買い物ができますよ。
 

貯まらない人の行動その2:ネットショップをよく見る

ネットショップは定価より安く買えたり、重たいものでも直接家に届けてくれたりするのでとても便利です。でも、欲しいものは1つだったのに、ネットショップで最安値を探しているうちに、つい他の商品が目に入って……たくさんポチってしまった、ということはありませんか?

私自身も、子どもの洋服を買おうと思っていたのに、お恥ずかしながらなぜか観葉植物と玄関マットと強力粉を、それぞれ別のお店でポチっていた経験があります(苦笑)。

もちろん、必要なものであればよいのですが、すぐにはいらないもの、実は不要なものまで、すぐ買ってしまいがちなのがネットショッピング。お財布を出すことなく、クリックだけで買えてしまうため、心理的なハードルも低くなりがちです。

無駄な出費を増やさないために、「今日は○○を買う」と心に決めたら、他のものはすぐには買わず、「お気に入り」などのフォルダに入れておきましょう。少し時間をおいて、冷静になってから買うかどうかを判断するといいですね。
 

貯まらない人の行動その3:ちょこちょこお金を下ろす

みんなでご飯を食べに行こうと思ったら、あ、お財布にお金がない。「ごめん、待ってて。ちょっとATMで下ろしてくる~ 」というシーンに心当たりはありませんか?

最近は、クレジットカードや電子マネーを使う機会が増えて、現金を手にすることが減っているとは思いますが、手元の現金が急になくなっていることに、なくなってから気付くということは、それだけお金の管理ができていない証拠でもあるんです。

変な時間帯にATMでお金を下ろすと時間外手数料がかかる場合もありますし、ちょこちょこお金を下ろしていると、いったい自分がいくら使っているのかがわからなくなります。お金を下ろすのは計画的に。できれば1カ月間に必要になる現金を事前に考えて、まとめて1回で下ろして使うのがオススメです。

いかがでしたでしょうか? 3つの行動に思い当たるフシがありましたら、今日からさっそく気を付けるようにしましょう。それだけで、少しずつ「貯まる人」に近づいていけますよ!


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