天高くそびえるスカイツリーは圧巻
オープンからしばらくたつ今も、チケットを求める人の行列が絶えない東京スカイツリー。私は、2力月前の予約開始日を狙って、事前予約券を購入し、午後3時から3時半入場の部に行って参りました。スカイツリーへのワクワク感は、押上駅の地上に出て、視界にその巨大な躯体が飛び込んでくるところから始まります。一歩進むにつれその存在感を増してゆく、天高くそびえるスカイツリー。その姿そのものの建物美に、周囲のイルミネーションが彩りを添え、もうそれだけでうっとりです。
趣向を凝らしたエレベータ
長い行列を横目に、事前予約者用のゲートから中に入ると、大人数を収容する高速エレベータに案内されます。4基あるエレベータの中はそれぞれデザインが異なっていて、春夏秋冬をイメージした世界を見せてくれます(残念ながらシースルーエレベータにはなっていません)。巨大スケールに感動
さあいよいよ展望台、地上350mの高さに到着すると、目に飛び込む広い広い東京の風景。見渡す範囲の広さは、他のどんなタワーよりも広く、これほど雄大な風景を見たのは初めて! タワーの足元から、なんと70km先まで見えると言うから驚きです。このスケール、体験してみないとわかりません。オススメは夕方から夜にかけて
さて、こういった高所からの風景は、訪れる時間帯によって雰囲気がグッと違ってきます。私のオススメは、太陽が真っ赤に染まり始めるころを待ち、富士山の横に沈む夕日を見送って、街が夜に変わりゆく瞬間を堪能できる午後4時頃~6時頃の時間帯。この一連の自然ショーが織りなす風景は、言葉で言い尽くせないほど美しいのです。オレンジの空が深いブルーに染まり漆黒の闇に至るまでのグラデーションは、実に芸術的です。カフェで一服か、さらなる高みを目指すか
少し夕日が沈みかけるころを狙ってスカイツリーカフェに入れば、コーヒーで癒されている間に、この美しい空の移り変わりを眺められます。さらに上を目指す方は、別料金(大人1000円)で展望回廊(高さ450m)に上がることも可能。私は試していませんが、ワイド感さらにアップの巨大夜景が目前に広がることでしょう。■東京スカイツリー
住所:東京都墨田区押上1丁目1-13
電話:0570-55-0634
公式サイト:http://www.tokyo-skytree.jp/index.html