1. その人が、子供か、子供の心を持った人の場合
■「アニー」<あらすじ>
孤児院の劣悪な環境にいる一人の女の子が、持ち前の明るさと強運によって、幸せをつかむまでを描く。
<見所>
主題歌の「トゥモロー」は、有名でしょう。実際の子供によって演じられるのも、日本では珍しい感動作。とってもかわいい犬が出てきます。子供向けに作られているので、誰にでもわかりやすいのでおすすめ。
<上演状況>
日本では、ほぼ毎年、夏休みに上演されています。また、映画版はアメリカらしく、楽しい仕上がりです。
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2. その人が若者か、ロックが好きな場合
■「RENT」<あらすじ>
オペラ「ラ・ボエーム」を、現代版にした青春群像劇。ゲイに対する差別やエイズ、先が見えない不安などを描く。
<見所>
基本的にはボーイ・ミーツ・ガールのストーリーでわかりやすい。音楽が耳なじみのいいロックです。ほとんど音楽でセリフが少ないので、セリフが急に歌になることも。
<上演状況>
こちらも映画版があります。また、近年は日本でもちょくちょく上演されています。
3. 高尚な、高級感や、上質なものが見たい場合
■「レ・ミゼラブル」<あらすじ>
ユゴーの「ああ無情」のミュージカル化。主人公はジャン・バルジャンだが、これも群像劇。フランスの王政復古後の二月革命を描く。
<見所>
壮大な歴史ロマンで、高尚な雰囲気がある。構成がうまく感動的。歌も名曲揃い。群像劇なので誰かに感情移入できる。
<上演状況>
こちらも、2012年映画公開。日本では、帝劇などでほぼ毎年上演。