炊飯器・炊飯ジャー/炊飯器お試しレポート

ごはんとおかずが同時にできる「大人のtacook」

ごはんとおかずが同時に作れる3合小容量タイプの炊飯ジャー「tacook(タクック)」に、新しくIHタイプでワングレード上の「大人のtacook」が登場しました。その実力をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

話題のtacook(タクック)に、IHタイプの大人仕様が登場!

タイガー:大人のtacook(タクック)【JKU-A550】

タイガー:大人のtacook(タクック)【JKU-A550】


ごはんと一緒におかずが作れることで注目を集めていたtacook(タクック)が、スマートにブラッシュアップして大人仕様に!従来のマイコンタイプと、新しくIHタイプも仲間入りしました。今回は、そのIHタイプの実力を検証したのでお伝えします。


ごはんとおかずを同時に作る仕組みはシンプル!

タイガー・大人のtacook【JKU-A550】

内釜の上にのせる「クッキングプレート」は、蒸気が回り込みやすいよう、周囲にスリット状の穴があるのがポイント

まずは同時におかずを作る仕組みから…と言っても、原理は簡単!内釜にクッキングプレートを乗せると、炊飯中の蒸気が回り込んで中の材料が加熱調理されるというカラクリ。そのため、クッキングプレートの周囲は蒸気が回り込むように、スリット状の穴が開いています。しかし底には穴があいていないので、調理の汁がごはんに落ちることはなく、ごはんに味がうつる心配はありません。また、クッキングプレートは、ちょうど内釜の縁にのせるような納まりになるため、ごはんがつぶれる心配も無用と、なかなか考えられています。


「キーマカレーとごはん」で定番ごはん!

タイガー・大人のtacook【JKU-A550】

キーマカレーの材料と調味料をクッキングプレートに入れて、お米の上にセットするだけ!

まずは定番メニューともいえるカレーを試してみました。レシピに従って材料と調味料を入れてしまえば、あとは内鍋の上にクッキングプレートを乗せ、「白米」モードでごはんを炊くだけと、使い方は至ってシンプル。ちなみに、炊飯は1合まで。ごはんもおかずも、分量的には本当に1人分といったところでしょう。最初に味付けを全て済ませてしまうのと、火加減など気にしなくてOKなのが非常に楽ですし、失敗しないのもうれしいポイントです。

 

タイガー・大人のtacook【JKU-A550】

フタを開けると、クッキングプレートにはカレー、下には炊き立てのごはんがができ上がっています!

待つこと約45分強。炊飯終了の合図とともにフタを開けると、クッキングプレートに入れておいた材料はしっかり煮えている模様。おかずはごはんと一緒に保温することはできないので、でき上がったら直ぐにクッキングプレートを取り出しましょう。クッキングプレートには持ち手がついていますので、取り出すのも簡単でした。

 

タイガー・大人のtacook【JKU-A550】

お皿にカレーを盛り付けてでき上がり!

そのままだとカレーという感じではありませんが、ちょっとかき混ぜるとトロミが出て、まさにカレーになりました。炊いたごはんに盛り付けて完成。大豆がイイ味を出し、本格的なカレーの味で、とてもおいしく頂きました。これなら、昼ごはんにひとり分作るのにも活躍しそうです。

 

ただ、レシピ通りに材料を揃えていくと、ひき肉50gは良いとしても、玉ねぎ1/4・ニンジン1/8本といった具合に、材料が必ず余るのがイマイチ…。お料理初心者をターゲットにしているのであれば、残りの材料を処理できないかもしれません。使わなかった材料でできる簡単レシピも掲載してあるとベストですね。

次は「ひじき煮」を試した様子です>>
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