2015年高級炊飯器

2015年・各社の高級炊飯器

今年も新米シーズンを前に、炊飯器の新製品が揃いました! ここ数年高級化が進む炊飯器ですが、さらに性能アップし、ますます高額化しています。

今年のトレンドは、釜の形状が昔ながらの羽釜を摸した「羽釜」タイプが増えたこと、炊き分けメニューがさらに進化したことなど。

それでは、2015年発売になりました各社の最上位モデルを一挙にご紹介します。まずは、羽釜3モデルから!

 

フルモデルチェンジ!角から丸へ
三菱・IHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」※2015年6月発売

2015年高級炊飯器

今までとイメージを一新した丸みのある外観は「実りの形」を表している

10年目記念となる今年、フルモデルチェンジした「本炭釜」。今までの角形を一新し、対局ともなる丸みのあるデザインにし、見た目にも大きな変化が感じられます。

「実りの形」をイメージした丸いフォルムが醸し出す優しい印象は、角形よりボリューム感が感じられないことと合わせて、女性から高評価です。しかし、丸い形は決してイメージ先行ではなく、内釜を全方位から均一に包み込む「かまど」に近い状態を実現するのに最適な形状とのこと。

イメチェンと実力アップを兼ね備えた新デザインは、なかなか魅力があります。

 

2015年高級炊飯器

炊きたてのご飯はもちろん、おにぎりにして冷めたご飯が絶品!

内釜を羽釜形状にしたのも大きな変化。さらなる大火力を実現するため、内釜の総容積を増やし吹きこぼれがなく炊き続けられる釜の形状にすることで、粒感とみずみずしさを両立。また、圧力をかけない昔ながらの炊飯方式のため、米の味がダイレクトに感じるのも特徴です。

炊いたご飯を食べてみると、しっかりとした粒感があり、噛むごとにじんわりと甘みが感じられました。また、炊きたてのご飯が美味しいだけでなく、冷めるとさらに美味しく感じるのが不思議なところ。おにぎりやお弁当派なら、大満足間違いなしです。

 

23品種から米の銘柄を選んで炊く「銘柄芳醇炊き」モードはじめ、大火力を活かして香ばしさを引き出す「おこげ」モードや、玄米をよりふっくら炊く「芳潤炊き(玄米)」モード、玄米のビタミンB1の残存量を増やす「美容玄米」モードなど、独自のメニュー展開あり、米種にこだわる人にはうれしい炊飯器です!

※参考:メーカー製品サイト・本炭釜KAMADO
※参考:ニュースリリース

 

米どころ魚沼の「ぬか釜」を再現
東芝・真空圧力IHジャー炊飯器「備長炭かまど本羽釜」 ※2015年1月発売

2015年高級炊飯器

開発の参考になった、新潟県の魚沼地方などに古くから伝わる「ぬか釜」

昔ながらの羽釜の形状を参考に、丸みのある羽釜形状にした2015年モデル。炊飯器にセットした時、羽から上の部分がかなり出ているのが印象的。この空間があるから、沸騰しても吹きこぼれることなく大火力で炊き続けられるとのこと。参考にしているのは、お米のぬか(もみ殻)を燃やして羽釜でごはんを炊き上げる、新潟県の魚沼地方などに古くから伝わる「ぬか釜」。

メーカーの試験場で、この「ぬか釜」と「備長炭かまど本羽釜」で炊いたご飯をたべ比べましたが違いはほんど感じられません。強いて言えば、「ぬか釜」の方が炊きムラがあるのに対し「備長炭かまど本羽釜」は均一な炊きあがりで、より完成度が高くなっていると感じました。

 

2015年高級炊飯器

選んだ機能が浮かび上がるスイッチパネル、フラットデザインでスッキリしていますが、スイッチが全部表示されると機能の多さが認識できます

炊飯工程で加圧だけでなく減圧をする「真空」を取り入れているのも独自の技術。吸水工程から保温までその技術が存分に活用されています。

特筆すべきは、3合26分で炊ける「そくうまコース」。早炊きコースはなかなか美味しく炊けないのに対し、真空技術のおかげでかなり美味しい炊き上がりが実現できています。また、釜内の空気を抜いて保温をするため、長時間保温してもほぼ劣化していないのはお見事。

夜炊いたご飯を翌朝まで保温してお弁当にしても、全然遜色ないので、お弁当作りをしている子育てファミリーにおすすめ。標準設定されているecoモードより「かまど名人」の方が俄然美味しいので、消費電力量の違いはありますが、ぜひ「かまど名人」で炊くことをおすすめします。

 

凹凸のないフォルムと「スマートタッチパネル」によるフラットデザインは、スッキリとした印象で美しくまとまっています。お手入れしやすいのも魅力のひとつ。ただし、本体サイズがやや大きいので、購入の際は実物でボリューム感の確認を忘れずに!

※参考:製品サイト・備長炭かまど本羽釜
※参考:ニュースリリース

 

火力アップでさらにふっくら!
象印・圧力IH炊飯ジャー・極め炊き「南部鉄器 極め羽釜」※2015年6月発売

2015年高級炊飯器

内ブタの改良により、沸騰時の火力を従来の約1.3倍にしてよりもちもち感アップ!

昔ながらの羽釜をベースとした独自の広く浅い釜の形状で、ムラなくふっくらと炊き上げるのが特徴。

2015年は内ブタの改良により、沸騰時の出力が約1.3倍の約835Wにアップ!以前から、もちもちした食感と弾力が特徴でしたが、さらにしっかりとした弾力とふっくら感が両立された炊き上がりになりました。

内釜の“南部鉄器 極め羽釜”は、岩手県南部鉄器協同組合連合会に加盟している岩手県奥州市水沢区の協力工場にて生産している、正真正銘の南部鉄器!日本の伝統工芸品と家電を融合させた、まさに日本の炊飯器です。

 

2015年高級炊飯器

高齢者のニーズを反映された「やわらか・よりやわらか」が新たに搭載

炊き分けメニューにも個性があります。7通りの炊き分けは、圧力をかける時間を変えるのではなく、気圧自体を変えて炊く独自の技術で差がハッキリしているのが特徴。

さらに、前回の炊き上がりについて、かたさ・粘りの評価をすることで微調整をしてくれる「わが家炊き」は、好みの味にたどり着きやすく便利です。また、大火力を生み出す南部鉄器の特長をいかした「かまど極め」メニューでは、絶品のおこげごはんも堪能できます。2015年モデルには、高齢ユーザーからの要望を受け「やわらか」と「よりやわらか」の2通りで炊き分けることができます。

実際に炊いてみると、白米とおかゆの中間くらいの、絶妙なやわらかさで、高齢者だけでなく、お腹を壊した時や病み上がりなどにも活用できると感じました。

 

欲を言えば、使いやすさを優先したデザインになっているため、もう少し南部鉄器の伝統と高級感が感じられるデザインの工夫が欲しいところ。しかし、美味しさを極めた羽釜の満足感はなかなかのものです。もちもちご飯ファンに、おすすめ!

※参考:製品サイト・南部鉄器 極め羽釜
※参考:ニュースリリース
※参考:ニュースリリース 南部鉄器初の3.5合発売

次は、炊き分けに注力している3メーカーです!