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フィリピンのお土産

ばらまき系のプチプラアイテムから、友人や両親に贈るのに最適なちょっぴり豪華なギフトまで、フィリピンのお土産情報をナビゲート。

執筆者:鈴木 香穂里

旅行の楽しみでもあり、頭を悩ませることのひとつがお土産選び。定番の「ドライマンゴー」だけでなく、せっかくならオシャレなものや現地でしか購入できない美味しいお土産も抑えておきたいものです。現地在住の女性たちに人気のアイテムなどを織り交ぜながら、フィリピンならではのお土産をご紹介します。

食べ物

ドライマンゴーやバナナチップスも美味しいけれど、ひねりを効かせたお菓子やコーヒーならコレ!

■ポルボロン
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口溶けのよいクッキー「ポルボロン」。お店によってフレーバーもパッケージもさまざま


300年以上に渡りスペインの統治下にあったフィリピンは、ペストリーや焼菓子が豊富。しかしながら、日本人の舌に合うものを見つけるのは至難の業です。口に含むとほろほろと崩れる食感のクッキー「Polvoron(ポルボロン)」は、普段のお茶請けにもお土産にも喜ばれるアイテム。マカロンに似た小ぶりサイズが人気の秘密かもしれません。コンビニを始め、スーパーやベーカリーなどあらゆる場所で見かけますが、おすすめは甘さ控えめでパッケージも素敵なHOPというメーカーのもの。スーパーやニノイ・アキノ空港で購入できますよ。

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南米に負けない味わいのフィリピン産コーヒー

■フィリピン産コーヒー
かつては世界のコーヒー豆生産量が、世界でもトップクラスであったフィリピン。今ではその地位をベトナムやインドネシアに譲ってしまいましたが、フィリピンコーヒーの美味しさは健在です。バタンガス州リパ市原産のリベリカ種「バラココーヒー」、高原都市バギオで有名なベンゲット州のアラビカ種「ベンゲットコーヒー」、また東南アジアに生息する夜行性動物ジャコウネコ(シベット)の体内で香りと旨みを熟成させる高価な「シベットコーヒー(アラミドコーヒー)」など種類もさまざま。ちなみにシベットコーヒーは幻の味と称され、日本では1kg数万円の値が付く逸品です。バラコやベンゲットコーヒーは、マニラ市内のスーパーマーケット「Rustan's(ルスタンス)」(セブ島にも2店舗あり)で、シベットコーヒーはニノイ・アキノ空港などで購入できます。

■芳醇な味わいのチョコレート
フィリピンはカカオ豆の栽培も行っている
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コーヒーやワインと合わせて楽しむのにぴったり

ものの、その多くはヨーロッパに輸出。スーパーやデパートに並ぶ高級チョコのほとんどは、海外からの輸入品となっています。とはいえ、フィリピンにだって甘いだけじゃない美味しいチョコレートはあります。バラココーヒーやカラマンシー(柑橘系の果物)といったフィリピン産の食材をカカオ感たっぷりのチョコに練りこんだ「Theo & Philo Artisan Chocolate」は、ヨーロッパのチョコレートにも対抗できる味。フィリピン国旗をモチーフにしたパッケージの可愛さも魅力的です。購入場所によって値段が異なりますが、1枚100~150ペソ(200~300円)程度。アジアのお菓子を取り扱うお菓子専門店「AJI ICHIBAN」やマカティ・シャングリラ、オーガニック系のストアで購入可。

次は乙女心をくすぐる雑貨や食器、お土産に最適な軽量バッグなどをご紹介します。
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