ひまわりの種を模した「ひまわりガラス」で洗浄力UP!
もうひとつの注目ポイントは「ひまわりガラス」を搭載したこと。シャープ得意のネイチャーテクノロジーです。「ひまわりガラス」とは、ひまわりの種が“フィボナッチ数列に従った配列”により、限られたスペースに万遍なくびっしりと種をつける事に習い、ドアの裏に満遍なく凹凸を施したガラスのこと。これにより、どの方向から洗濯物があたっても満遍なくこすり洗いの効果が得られるという新発想です。ドラム内では、洗濯物が後方から前方に押しだされドア裏の凹凸にあたるよう、新しいバッフルも搭載されています。この、ドラム内の凹凸とドア裏の凹凸による洗浄「全方向スクラブウォッシュ」により、洗浄力を高めつつ洗濯時間を短くできたのです。初めて「ひまわりガラス」と聞いた時は、「何それ?」と効果が想像できませんでしたが、説明を聞いて納得したガイドでした。
風で乾燥する「エアターボ」で乾燥シワを軽減
洗濯乾燥機は、洗浄力だけではなく、乾燥時のシワが少ないこともも大事な要素。シャープでは、以前から乾燥時に風を利用しシワを抑えた仕上がりを目指しています。今機種では、ドラム内に送風する「エアターボ」を搭載。温度・湿度のWセンサーで、乾かし過ぎのムダを防ぎつつ、少ない電力でシワを抑えた仕上がりを実現しました。説明会の会場で、実際にワイシャツ2枚の洗濯乾燥を実演してもらいました。説明会開始直後にスタートし説明を聞いていると、1時間しない内に終了。さっそく、ワイシャツを取り出してみました。右の画像がその仕上がりです。しっかり乾燥されていながら、シワもほとんど気になりません。ビシッと決めるスーツ姿の時はこのままでは難しいかもしれませんが、カジュアルな服装ならこのまま着て大丈夫な仕上がりと感じました。
「プラズマクラスター」と「Ag+イオン」で清潔維持
もちろんプラズマクラスターも搭載。水で洗えない衣類や型崩れしがちな帽子などに「高濃度プラズマクラスター」を放出することで、除菌・消臭してくれる「リフレッシュモード」の他、洗濯終了後の庫内に放出してカビを抑制し、ヒートポンプユニットはじめ洗濯機内部をいつも清潔な状態に維持できます。さらに、電気分解により発生させた「Ag+イオン」を、衣類にコーティングすることで衣類の防臭効果や静電気防止効果が期待できたり、ドラム内行きわたることで雑菌やカビの繁殖を抑えるなど、清潔機能も充実しています。ボタンを最小限にして迷わず使える「タッチセンサー式操作パネル」
印象的なのは、操作ボタンが少ないこと。「キーが多くて、操作がわからない」という声を反映し、電源が入っていない状態で見えるスイッチは「入」「切」「スタート・一時停止」「ロック解除」の4つのみ。自動コースでの洗濯なら、このボタンだけで完了します。細かな設定をするためのキーは光るタッチセンサー式。こちらも、電源を入れると必要なキーだけが光ったり、コースを設定する時は次の操作を点滅でお知らせする機能もあり、操作に迷うことなく簡単に使いこなせる配慮がされて至れり尽くせりです。操作ボタンが少ないため、フェイスがスッキリとして高級感が感じられるデザインになっているのも好印象です。しかし若干気になったのは、室内が明るいとタッチキーが目立たなくなりがちなこと。コース設の変更など小まめにキー操作をしたい人は、店頭でキー表示を必ず確認することをおすすめします。