ドラム式洗濯機のチェックポイントは「扉」!右開きor左開き?

扉の開閉方向、なんとなく決めると後で後悔することも
ドラム式洗濯機の扉:上部が開閉する『トップオープン』タイプ
洗濯機の上部が開閉するタイプ。従来の洗濯機はすべてこのタイプでした。上から洗濯物を出し入れするので、洗濯機上部に扉の開閉分のスペースが必要となりますが、前面に人が立てるスペースがあれば大丈夫なので省スペースといえます。このタイプは、槽の底にある洗濯物が取り出しにくいという声もありますが、最近は洗濯槽を浅くしたタイプも増えてきました。また、運転途中でも扉を開けて洗濯物の追加ができるなど、使い勝手として慣れている方が多く、愛用者が多いタイプです。
■代表機種:ビートウォッシュ【BW-DX120B】(日立)※2017年6月発売
洗濯乾燥機でトップオープンとしては一番メジャー。タテ型とは言え、少ない水量で洗濯ができるのが売り。
ドラム式洗濯機の扉:ビルトインタイプに多い『フロントオープン』
洗濯機の前面に扉があるタイプ。ドラム式の代表的な形ですが、ビルトインタイプがメイン。扉の開閉のために、洗濯機前面にスペースが必要であること、またかがんでの出し入れがツライという声があること、基本的に洗濯中は扉を開けることは出来ないなどの理由から、日本メーカーではメジャーではありませんが、デザイン性重視のモデルとして登場しています。■代表機種:Cuble(キューブル)【NA-VG1100L/R】(パナソニック)※2016年10月発売
フルフラットの扉や扉のエッジ部分にスイッチを配するなど、デザイン性を重視したモデル。発売以来若い世代を中心に人気。
ドラム式洗濯機の扉:日本ならでは『斜めタイプ』
トップオープンとフロントオープンを中庸させ、良い所をミックスした、日本ならではのスタイルです。洗濯物が取り出しやすく、洗濯中でも扉が開けられ、洗い忘れの追加も可能です。誰でも使いやすいユニバーサルな仕様と言えるのではないでしようか?■代表機種:ななめドラム【NA-VX9700】(パナソニック)※2016年9月発売
初めて「ななめ型ドラム」を提案したのがパナソニック。その後、ヒートポンプ乾燥の開発など、新しい洗濯スタイルを提案してくれるリーダー的存在。
「パナソニック 洗濯乾燥機 NA-VX7000」 お試しレポート >>
ドラム式洗濯機の扉...左開きor右開きどちらにする?

洗濯機スペースの位置により使い勝手のよい扉の開閉が変わる!
最新機種では、左右選べる機種が増えてきましたが、色によってはない場合もありますので、事前によく検討しましょう。
洗濯機の選び方のポイント:洗濯機の容量の目安を知る >>
■洗濯機・洗濯乾燥機のおすすめ・メーカー別INDEX
- シャープ:「プラズマクライスター」と「穴なし槽」がオンリーワン!
- 東芝:ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」で洗浄力アップ
- 日立:「風アイロン」と「ヒートリサイクル」で仕上げと省エネを実現
- パナソニック:元祖ななめドラムは「温水」と「泡洗浄」の力で勝負!
- AQUA:ハイアールブランドとして新生!
- 家電アワード2018・ドラム式洗濯機部門 受賞商品
- 得意・不得意を一覧で解説!ドラム/縦型洗濯機の違い
- 専門家が解説する、洗濯機の選び方のポイント
- 何が違うの?洗濯乾燥機と全自動洗濯機それぞれの特徴
- 洗濯機の乾燥、ヒーター乾燥とヒートポンプ乾燥の違い