お年玉の支払い総額、最も多い年代はいくら?……1P
お年玉をあげる人ともらう人の年代によって平均額はどう変わる?……2P
お年玉の支払い総額、最も多い年代はいくら?
お年玉の予算…今冬はどうする?
住信SBIネット銀行が行った 「お年玉に関する意識調査」によると、今冬お年玉をあげる人の総額は、平均26,143円で、昨年の調査よりも約800円減少したとのことです。年代別にみると、
20代:18,862円
30代:18,734円
40代:24,981円
50代:30,382円
60代:27,229円
70代以上:28,957円
という結果でした。
あげる対象者の年代があがるにつれて、ある程度お年玉の額も高くなりますから、高校生から大学生くらいの子どもや親戚が多くいる50代が、最も多くなっているのではないかと思われます。あげる対象者で最も多いのは、「親戚の子ども」(46.5%)、次いで「自分の子ども」(26.5%)、「孫」(11.8%)と続きますが、中には「親」(7.2%)、「配偶者」(2.2%)、「兄弟」(2.1%)にあげるという人もいました。(お年玉をあげる予定の人数は、6割超の人が「4人以下」と回答しています。)
お年玉の支払い総額、増額派の理由&減額派の理由
前出の調査結果で、「今冬のお年玉の総額は、昨年より約800円減少」と紹介しましたが、実際は、「昨年と変わらない」と回答した人が最も多く70.0%、「増える」人は25.4%、「減る」人は4.6%です。総額が増える人の理由は、「あげる人の年齢が上昇したから」(59.3%)、「あげる人数が増えた」(26.9%)で、昔からのイメージ通りなのですが、減少の理由は、現代社会をよく表している気がします。【減少の理由】
「あげる人数が減ったから」:64.8%
「収入(ボーナスなどを含む)が減ったから」:18.5%
「節約したい、または貯蓄にまわしたいから」:13.9%
「その他」:2.8%
(住信SBIネット銀行 「お年玉に関する意識調査」より)
「あげる人数が減ったから」については、60代以上の方だと、「自分の子どもや親戚の子どもが成長して、あげる対象から外れた」可能性が高いですが、その後、「孫がまだ生まれていない」「親戚で集まる機会が減っている」、ということなどもあるかもしれません。また、「節約や貯蓄のために」と回答した人が、15%近くいる、ということも印象的でした。
>>お年玉をあげる人ともらう人の年代によって平均額はどう変わる?