人間関係のよさがシェアのよさ。だけど、もめるのも人間関係。

ルームシェアやシェアハウスで、一番癒されるのは人間関係のきずな、あたたかさです。その一方で、逆にもめるのも人間関係です。お互い、長い時間一緒にいるので、仲良くなりますが、ちょっとした価値観の違いや気配りのなさも、共同生活ではあきらかになります。

また、シェアハウスでの恋愛の話もお聞きします。が、私はできれば、恋愛は持ち込まず、もしそうなったら、それはそれで素敵なことですが、退去されることをおススメします。あくまで共同生活ですので、学生寮や独身寮などのような、ある程度の秩序がないと、思わぬことで傷つくこともあるのではないかと思います。

もめ事は、なるべくは話し合いで解決し、難しい場合は、ルールに照らし合わせるようにしましょう。「あの人の態度が気に入らないから追い出して」などという気持ちは、そもそも、そう発言をする方が共同生活に向いていないこともありえます。ストレスが溜まるようなら、無理せず退去することも自然です。

ルームシェアやシェアハウスでのポイント

最後に、ルームシェアやシェアハウスでの生活のコツをまとめます。

・ルールを守ること
喫煙や衛生面や共通利用品などはしっかりとルールを守りましょう。
いつかは、必ず退去します。出て行くことを前提にルールを作りましょう。

・もめたら、貯め込まずに話し合うこと
 ルールにないことでも、いろいろなことが気になります。
気になったら、会話で解決をするのが一番です。

・価値観は違うので、相手にある程度合わせ、許すこと
これまでの人生経験などで価値観は異なります。
靴の脱ぎ方、耳かきの使い方、コップの洗い方…。いろいろ気になるかもしれません。
許容範囲を広げていくようにするとよいかもしれません。

・あまり依存しすぎないこと
「わかってほしい」「もっと理解してほしい」などの気持ちは、時には抑えましょう。
依存心は、持ちすぎない方がいいでしょう。あくまで他人ですから。

・プライベート時間や空間は守ること
ひとりになりたいときもあるものです。時には、干渉しすぎないようにしましょう。

・交際相手などを部屋に入れないこと
来客でもめるケースが多いようです。
共同生活の空間に、別の人を入れることは避けたいですが、特に恋人はもめるようです。


もともと、日本人は、江戸時代は、長屋という同じ建物に住み、同じ井戸を使い、井戸端会議をしながら助け合って生きてきました。震災以降、ルームシェアやシェアハウスが増えているのは、人と人との絆を求める我々の文化伝統のあらわれかもしれません。このコラムも参考にしながら、よい共同生活に役立ててください。
 


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。