ハイライトは、御来光です!
神秘的な泰山の御来光。ここで人間は自然や大いなる存在と対峙して、時に自らを洗い清めます
せっかくここまで登ったら、ぜひ一泊して翌朝の御来光を拝みたいものです。この御来光こそが、中国人入山者たちの最大の御目当てと言って良いでしょう。早朝、日の出の一時間以上前、まだ暗いうちから大勢の人々がぞろぞろと玉皇頂近くの「日観峰」を目指します。天候の運不運もありますが、雲海の中から姿を現す太陽には心が洗われること間違いありません。
その他観光情報について
山頂付近の宿泊施設は民宿のようなものから立派なホテルまでいろいろあります。確実に泊まりたいのであれば、ピーク時には予約をしていった方が良いでしょう。また頂上近くでは、朝は夏でもかなり冷えますので、防寒具を用意する必要があります。玉皇頂近くにある、一番施設の整ったホテルをご紹介します。
神憩賓館ホームページ
■ベストシーズンは春から秋
登山は年間を通して可能ですが、やはりピークは春から秋です。冬も「寒い」という一点を除けば空気が澄んでいますし、人も少ないので煩わしさを感じることも少ないはずです。ただ、もし雪が降ったりすると、かなり足元が危険な状態になることも考えられますので、確実に登りたい人は冬は避けるべきでしょう。
■ 実は、歩いて登らなくても登れます
今日ではこの泰山、交通機関が発達していて、実は歩かなくても登れるんです。途中の中天門まではバスが、中天門から南天門まではロープウェイが通っています。しかし、皇帝が辿った道程を歩むことが泰山の楽しみであることは言うまでもありません。できれば1泊2日をかけて、自分の足で踏破してみてください。
最後に、
泰山の入山料やロープウェイなどの営業時間はこちら
それでは、道中お気をつけて!