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その場で気軽にプリント! ポラロイド Z2300 レビュー(2ページ目)

かつて「ポラロイド」といえば、撮ったその場で写真ができるインスタントフィルムの代名詞だった。そんなポラロイドがデジタルカメラで復活! もちろん、ブランド名だけじゃありません。リアルタイムに写真をシェアできる、アナログチックな楽しみ方も昔と変わらないのです。

中井 隆

執筆者:中井 隆

デジタルカメラガイド

本当に簡単! 2ステップでプリント完了

専用プリント用紙は、液晶画面の裏側にセットするだけ。インクやインクリボンは一切不要

専用プリント用紙は、液晶画面の裏側にセットするだけ。インクやインクリボンは一切不要


プリントモードに入ったら印刷したい画像を左右ボタンでセレクト。そして必要枚数を上下ボタンで設定

プリントモードに入ったら印刷したい画像を左右ボタンでセレクト。そして必要枚数を上下ボタンで設定

最近ではWi-FiやBluetooth、USB接続などを使って、デジカメ画像をプリンタに転送するというスタイルが当たり前となっているが、これが慣れないと意外に面倒。無線LAN接続の切り替えや、デジカメからプリントできる機種もあれば、プリンタ側の設定が必要な場合も有り、プリントするまで相当なステップが必要になる場合も。

 
後はプリントボタンを押すだけ。1枚当たりのプリント時間は1分弱

後はプリントボタンを押すだけ。1枚当たりのプリント時間は1分弱

ところがZ2300は、本体のプリントボタンを押してプリントモードに設定。あとは印刷したい写真をセレクトして枚数を指定するだけと、わずか2ステップで印刷できるのです! また画像に日付を入れたりトリミングするなど編集機能も充実。画像枠モードを使ってプリクラ風の写真も簡単に作成できます。

 
実際のプリントを600dpiのスキャナで読み込んでみた。色合いなどは少々異なるが解像度は確認できるはずだ

実際のプリントを600dpiのスキャナで読み込んでみた。色合いなどは少々異なるが解像度は確認できるはずだ

専用プリント用紙は約5cm×7.6cmで、名刺よりひとまわり小さなサイズ。画質は右のスキャナ画像で確認していただきたいのですが、光沢仕上げで解像度も必要十分。ちなみに裏紙をはがすとステッカーになっていて、手帳などにすぐ貼ることができます。

その画質は「ポラロイド Z2300 実写画像」を参考にしてほしい。

 
印刷後すぐでもべとつきがなく防水性にも優れ、すぐに渡すことができる

印刷後すぐでもべとつきがなく防水性にも優れ、すぐに渡すことができる

また、気になるランニングコストですが、本体には専用の「2×3 PREMIUM フォトペーパー」が10枚同梱。別売は30枚入りで1680円前後と、1枚当たり約56円。大量印刷すると少々割高ですが、街角プリントとそれほど変わらぬ気軽さで楽しめます。

 
次のページではその他の撮影機能についてご紹介しましょう。

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