MBA・ビジネススクール

実際いくらかかるの? 費用別MBAプログラム

MBAに行くかどうか決めるためには、お金の問題は切り離せません。MBAを取得するためには、思っている以上のお金がかかるのです。今回は、MBAタイプ別に費用をみていきます。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド

転職や起業準備のために、ビジネススキルを学び、MBA資格をとろうと考える方は増えてきています。また、学びを通じて新しい人脈を構築できるのもMBAの大きな魅力です。

一方で、MBA資格を目指すためにお金がかかるのも事実。今回は、MBAのタイプ別にどの程度の費用がかかるのかをお伝えします。個人のライフプランにおいてMBA資格を目指すか否かですので、個人としてお金を払う必要がない企業派遣のケースは考えません。
<参考記事>
企業派遣と私費でのビジネススクール進学

費用

MBA取得したい一方で、どの程度の費用がかかるのか心配

費用からみたMBAの選択肢

MBAを取得するためには、会社を辞めて海外や国内の全日制のMBAに行く、会社で働きながら夜間のMBAに通う、通信制のMBAを取得するという方法があります。さらに分けると、旧国立、私立のMBAがあり、費用という側面からは大きな違いがあるのです。

会社を辞めて全日制に行くか、会社に行きながら夜間・通信制に進学するか?

どの程度の費用が必要かを考える時、第一に考えないといけないのは、会社を辞めるのか、辞めないのかです。つまりは全日制MBAか、夜間・通信制MBAかの選択です。辞めると当然その間の給与が入ってこないので、個人の家計簿的には非常に厳しいものがあります。例えば、年収が400万円で2年間の全日制MBAに進めば、800万円の機会損失が生じます。これに2年間で学費が400万円だとすると、1,200万円がかかるのです。

一方で、全日制のMBAは、朝から晩まで共に学ぶ友人ができ、つながりは強くなります。さらに、学生になるわけなので、幅広い学問を時間をかけて深く学ぶことができます。辞めないと給与は入ってきますが、働きながら学ぶのは容易ではありません。お金と学びのトレードオフが存在するのです。
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