2012年もあと2週間を残すのみとなりました。ここで毎年恒例の、独断で選んだ「今年の10大ニュース」を公開しましょう。

10位:世界人口70億人突破

増え続ける世界の人口。今年10月末には、ついに70億人を突破しました。60億人に到達したのは1998年。わずか14年で、さらに10億人が増えたことになります。今後も地球の人口爆発は続き、21世紀末には90~100億人か、あるいはもう少し増えていると予測されています。

こうなってくると不安なのが、エネルギーや食糧事情。石油もよく「あと数十年分」と言われていますが、本当に数十年でなくなるのか、あるいはもっと長くもつのか、誰にもわかりません。

先進国は全体的に少子化傾向でもう人口は増えていませんが、今後はアジア・アフリカを中心に人口爆発が続くと予想されています。

9位:ギリシャ総選挙で与党が一時敗北

5月6日に行われたギリシャの総選挙で、緊縮財政を進める連立与党が過半数を取れず、再選挙を行う事態となりました。ここで躍進したのが、緊縮財政に反対する急進左派連合(SYRIZA)です。

急進左派連合は、EUやIMFが要求する緊縮財政に反対しています。急進左派連合が与党になると、支援を受けられずギリシャはデフォルト、そのままユーロ離脱となってしまう可能性が大でした。

この事態を受けて、5~6月には世界の株式市場とユーロが大幅下落。6月17日に行われた運命の再選挙では、緊縮派の与党がなんとか勝利を収め、デフォルトには至りませんでした。

その後、ギリシャ問題はやや落ち着きを見せていて、11~12月には新たな支援策が承認されました。とはいえ、国内景気は最悪でデモやストが頻発しており、まだ油断はできません。

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8位:李明博大統領が竹島上陸

韓国の李明博大統領が8月10日、現職韓国大統領としてはじめて竹島に上陸しました。このため、日韓両国間の竹島問題が深刻化し、緊張が非常に高まる結果になりました。経済交流や文化交流なども次々中止。日本のテレビ局の韓流番組も中止などが相次いでいます。

この緊張は年末になってもまだ収まる気配がなく、いつまで続くのか全くわからない状態です。日本は上陸後に国際司法裁判所に提訴する構えを見せていますが、まだ実行に至っていません。

7位:地下鉄サリン事件、最後の容疑者逮捕

1995年3月20日に起こった地下鉄サリン事件。東京のど真ん中にある地下鉄でサリンガスが撒かれ、13人が死亡、6000人以上が負傷したとされるこの事件は、日本における戦後最悪クラスのテロ事件として歴史に残っています。

容疑者のほとんどは事件直後に逮捕されましたが、逃亡を続けていた菊池容疑者が6月3日、もう1人の高橋容疑者が6月15日に逮捕されました。これで、17年以上の時を経て、ようやくこの事件も終結に近づいたことになります。

6位:東京スカイツリー開業

東京タワーにかわる新しい東京の顔、日本最長の建築物として2008年7月に着工した東京スカイツリーが、5月22日に開業しました。

予想以上の人気で、2013年3月までの入場者数は当初400万人を目標にしていましたが、すでに545万人に上方修正されています。

スカイツリーを運営する東武鉄道は、スカイツリー効果で今年度は大幅な増収増益を見込んでいます。