ビューティティップス/年末の「肌掃除」で目指せツルツル美肌!

毎日の正しい洗顔が健康な若い肌を育む

肌をキレイにしたい一心で、逆に肌をイジめてしまっていませんか? 意外と知られていない洗顔の正しい方法、肌が若返る秘策をご紹介します。

高瀬 聡子

執筆者:高瀬 聡子

ビューティティップスガイド

あなたの洗顔方法、間違っていませんか?

クレンジング料の洗い残しや古い角質、余分な皮脂が肌の上に居座り続けていると色々な肌トラブルの原因となるため、洗顔で肌を清潔に保つことは美肌作りに欠かせません。ですが、注意が必要です。
美肌のカギは正しい洗顔法にあり!

美肌のカギは正しい洗顔法にあり!


【やりがちNGな洗顔方法】
●泡立ちが不十分なまま、ゴシゴシと摩擦を与えて落とす
→肌は想像以上にデリケートで、擦る刺激にはとても弱いです。肌に負担を与え、摩擦によってメラニンが生成され、シミや肝斑を引き起こす原因となる場合も。
●ポイントメイクも全体のメイクと一緒に落とす
→ポイントメイクは落としにくい為、必要以上に顔全体の必要な皮脂まで落とし過ぎてしまいます。よって肌全体の乾燥を助長してしまう原因に。特に目元や口元など皮膚が薄い部分は敏感で、小じわの元になるため注意が必要です。
●熱過ぎるお湯で洗い流す
→お湯は蒸発する際に肌の潤いを一緒に奪うので、温度には要注意。ぬるま湯(32℃前後)で優しく洗うようにしましょう。
●頻繁な洗顔
→肌のバリア機能として必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌の乾燥が助長されます。乾燥肌の人はTゾーンや小鼻の周りなど皮脂分泌が盛んな部分は洗顔料を使用し、他の部分はぬるま湯で洗う程度でも問題ありません。
●肌に合っていない洗顔料を使う
→洗顔後肌を触ってみて、しっとり感じる程度がベストです。つっぱり感を感じる場合は洗い過ぎ、または洗顔料が肌に合っていません。乾燥肌、敏感肌の方は、トリートメント機能のある、ミルクタイプやクリームタイプ。オイリー肌の方はふきとりタイプ、さっぱりした水系ジェルタイプを選ぶと良いと思います。


正しい洗顔方法で美肌をキープ

メイクをしている時としていない時で、きちんと洗顔方法を変えていますか? またそれだけでなく、毎日の肌の状態に合わせた洗顔を行うことが大切です。毎朝毎晩、鏡で肌の状態を確かめながら、適切な洗顔方法でサッパリと洗い上げるようにしましょう。

メイクをしている時
1:ポイントメイク(アイラインやマスカラ)を専用のリムーバーを使って優しく落とします。2:顔全体をメイククレンジング。
3:洗顔料をよく泡立て、泡で洗う感覚で肌をこすらず洗顔。
4:人肌の温度のぬるま湯ですすぎ残しのないようによく洗い流します。

メイクをしていない時
肌が乾燥している場合、ふきとりタイプの化粧水で優しくふきとるだけでも良いでしょう。肌のベタつきや皮脂が気になる場合は上記の4と同じ。

スペシャル洗顔
メイククレンジングの前にホットタオルで顔全体を温めた後、クレンジング。ホットタオルの蒸気で毛穴が開きさらに角質が柔らかくなるので、毛穴の奥の汚れが浮き出て余分な角質も除去しやすくなります。

角質除去洗顔
ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングで優しくマッサージをしながら落とした後、ウエットコットンでふき取ることで、古い角質が取れやすくなります。化粧水の浸透が悪い、肌がゴワゴワするなど角質の厚みが気になる場合はピーリング効果のあるAHAや酵素入りの洗顔料を取り入れるのもお勧めです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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