3日目 グリンデルワルト滞在~ユングフラウヨッホ観光
数あるスイスアルプスのビューポイントの中でも、常に人気の1、2を争うのがユングフラウヨッホ。ヨーロッパで最も標高が高い鉄道駅(3,454m)で、展望台やレストランなどを備えています。まずグリンデルワルトから登山電車でクライネシャイデックへ。さらに別の登山電車に乗り換えてユングフラウヨッホを目指します。グリンデルワルトからユングフラウヨッホまで、乗換えの時間を含めて片道約1時間30分。
2012年のユングフラウ鉄道全線開通100周年を記念して、3Dシアタールームなどでユングフラウ地方の魅力を紹介する「アルパイン・センセーション」が誕生しました。標高3454mの地点でこれまで息を切らして歩いていた約250mのルートには動く歩道が設置されたので、足に自信がなくても安心して移動できるようになりました。ユングフラウヨッホでの観光は、1時間半くらい見ておけば良いので、グリンデルワルトからの単純往復なら半日でカバーできます。
このユングフラウ観光と、簡単なハイキングを組み合わせるのもおすすめ。まずグリンデルワルトの次の駅、グルントで下車。ゴンドラに乗って30分で、メンリッヒェンの展望台に上がります。
ここはアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が正面に並ぶ絶好のビューポイント。ラーターブルンネンのU字の形をした谷も眼下に広がります。メンリッヒェンからクライネ・シャイデックまで、ユングフラウ地方の中でも特に人気のハイキングコースが続きます。良く整備されたアップダウンの少ないコースなので、普段歩き慣れない人でも大丈夫。随所にユングフラウ三山が正面に現れ、6月後半~7月頃にはコースの両脇に高山植物が咲き誇ります。
約1時間半のコースですが、途中写真を撮ったりのんびり休憩を挟み、2時間くらいゆっくり楽しみたいもの。クライネ・シャイデックの駅付近には、ランチにぴったりの山のレストランが数軒あります。ハイキングを楽しんだ後、ユングフラウヨッホに上がるのは午後の時間帯に。午前は登山電車がかなり混雑するので、このプランなら最も混雑する時間帯を避けることができます。