スイスが誇る、世界遺産の首都ベルン

ベルンの街並み

町の創建は1191年で、中世の雰囲気を今に伝える街並みが見事に保存されている

スイスの首都、ベルン。中世の雰囲気がそのまま残る旧市街は見事に保存され、1983年に世界文化遺産に登録されました。アーレ川の中州に発達した町で、町のまわりを豊かな水量の川が、ぐるりと取り囲んでいます。スイスの中央部、チューリッヒジュネーブを結ぶ幹線の中間に位置するため、ベルンを拠点にしてあちこちに足を伸ばすのにもとても便利。ユングフラウ地方の出発地点となるインターラーケンも列車でわずか1時間の距離です。

ベルンのアーケード

石造りのアーケードの横に店が立ち並ぶ (c)Bern Tourism

旧市街の大通りには重厚な石造りのアーケードが6キロにわたって続き、雨の日も傘なしでショッピングを楽しむことができます。時計やチョコレートカウベルや刺繍製品など民芸品をはじめ、アンティークの掘り出し物を探すのも楽しみです。

 

日本からのアクセス

日本からベルンへのアクセスは、チューリッヒまたはジュネーブ経由が便利。チューリッヒから列車(都市間急行)で約1時間15分、ジュネーブからもやはり都市間急行で約2時間の距離です。

ベルンにも空港はありますが、ヨーロッパ内やスイス国内都市を結ぶ近距離便専用になっています。

ベルンの見どころ1 時計塔

ベルンの時計塔

ベルン国鉄駅から旧市街を目指すとまず時計塔が現れる (c)Bern Tourism

ベルンのシンボルといえば時計塔。13世紀に建てられた、石造りの重厚な塔で、かってはベルンの城門の一部でした。一時間おきに時を刻む鐘の音が鳴る数分前には、さまざまな装飾人形が動き出し、おおぜいの観光客が集まります。

 

ベルンの見どころ2 熊公園

ベルンを囲むように流れるアーレ川の河畔にあります。近年の大幅な拡張工事により、それまでの比較的小さく囲まれたスペースから、河畔に設けられた広大な場所に移設されました。

一説によると、ベルンの町の名の由来となったのが熊。ベルンの町を築いたツェーリンゲン公が狩りに出かけ、この地で最初に捉えた獲物が熊だったと言われています。ドイツ語で熊の複数形Baeren(ベーレン)から転じてベルンになったと伝えられています。

ベルンの見どころ3 連邦議事堂

ベルンの連邦議事堂

国会、州議会の議事堂と中央ドームから成る (c)Bern Tourism

町の中心部にあるのが連邦議事堂。威風堂々たる建物で、首都ベルンの象徴になっています。連邦議事堂前の広場は、いつもおおぜいの人々が行き交う場所。野菜や果物などの市も週に2回開催され、生活感溢れる場所にもなっています。日本で例えると、国会議事堂の前で、朝市が定期的に開かれているようなもの。なかなか面白いですね。