2日目 チューリッヒ~(1時間)~ルツェルン~(2時間)~インターラーケン・オスト~(30分)~グリンデルワルト
スイスのゴールデンルートを東から西に横断する
ルツェルンからインターラーケンの間は、ゴールデンパスラインと呼ばれるスイスの絶景ルートのひとつです。山間を抜け、ブリュニッヒ峠を越えてマイリンゲンの駅で列車はスイッチバック。列車はユングフラウ地方の玄関口、インターラーケンを目指します。マイリンゲンとインターラーケンの間に広がるのは、エメラルド色に輝くブリエンツ湖です。
ブリエンツ湖畔の村、ブリエンツは木彫りで有名な村。村のメインストリートには木彫り製品の土産店が立ち並びます。ここはまたSLの定期運行で、鉄道ファンにはよく知られた場所。夏の間、ブリエンツから可愛い蒸気機関車がもくもくと煙を上げながら、おおぜいの観光客を背後のロートホルン山頂まで運びます。ルツェルン市内散策の替わりに、ブリエンツで途中下車、SLに体験乗車してみるのも面白いプランです。
インターラーケンはユングフラウ地方の拠点となる村。インターラーケン・オスト(東駅)とインターラーケン・ヴェスト(西駅)の二つの駅があり、登山電車への乗換えはオスト(東駅)になります。ユングフラウ地方の山岳リゾート地の中でも、宿泊地として人気が高いのがグリンデルワルト。名峰アイガー北壁の麓の村で、牧草地帯が広がるのどかな村です。インターラーケン・オスト駅からグリンデルワルトまで、登山電車で30分の道のりです。
グリンデルワルトより小さな村ですが、ヴェンゲンやミューレンでの宿泊もおすすめ。インターラーケン・オストから登山電車でラウターブルンネンを経由します。ガソリン車乗り入れ禁止の村なので、静かな滞在を楽しみましょう。