損害保険/損害保険関連情報

地震に備える保険をアクサがダイレクト初リリース!(2ページ目)

地震や噴火、津波などで車が全損になった場合、車両保険では車の修理費用を受け取ることができません。そこで全損時に支払われる特約が登場! 大手損保では2012年1月から販売されていますがダイレクト系ではアクサが11月23日から初めてリリースします。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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保険金はあくまで全損時のみ

アクサダイレクトでは自社が掲げる全損の定義をわかりやすく解説しています。いざという時に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも確認しておきましょう

アクサダイレクトでは自社が掲げる全損の定義をわかりやすく解説しています。いざという時に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも確認しておきましょう

加入条件、保険料、保険金額と保険会社が横並びで設定しているこの車両全損時一時金特約。支払条件である「全損」も各社ともに変わりはありません。

では、全損とはどのような状況を指すのでしょうか? アクサダイレクトの全損の例を参考に確認してみます。

●車体上部の損傷
1:ルーフの著しい損傷
2:3本以上のピラーの折損、断裂またはこれと同程度の損傷
3:前面ガラスの損傷+後面ガラスの損傷+左右いずれかのドアガラスの損傷
(アクサダイレクト「車両全損時一時金」特約における全損の定義より一部抜粋)

同社ホームページには「車体上部の損傷」として3つが記載されています。どれかひとつだけでも重大な損傷となります。ルーフやガラスが割れれば、その他の部分もまともではいられないはずです。しかし、いずれかひとつで全損となるのではなく、1~3全てを満たしてはじめて全損となります。

全損の判定は辛めでも、加入しておけば安心

地震はないに越したことはありませんが、もしも大震災クラスの地震が発生した場合、生活の足となる車は必需品となります。車両全損時一時金特約では車を購入できなくてもタクシーを利用したり、ミニバイクを購入したりと当面の足の確保は叶いそうです。

また全損の判定は確かに辛めですが、大きな地震がくれば全損となる可能性は高くなります。保険料は一時払いのみの5000円ですが、もし月割りなら400円少々。決して高くはない転ばぬ先の杖といえそうです。


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