iriya plus cafeの2号店が誕生

外壁には古い倉庫の看板をそのまま残して。思わず見惚れる佇まい。

外壁には古い倉庫の看板をそのまま残して。思わず見惚れる佇まい。

入谷の路地にある築50年の一軒家をリノベーションして人気のiriya plus cafe(イリヤプラスカフェ)が2号店をオープンしました。入口に立った私の第一声は「なんて格好いい!」

2012年10月にグランドオープンを迎えたその店舗は、二階建ての古い木造倉庫を2ヵ月間かけて改装したもの。内部がかなり荒れた状態だったのを徹底的に洗浄して整えた、とにかく気分のいい空間です。気軽にラテやパニーニをテイクアウトするのはもちろんのこと、店内で2、3時間でも快適に仕事や打ち合わせをしていられそう。

ポートランドから家具を運んで

美しいウォーターサーバーとテーブルもポートランドで買い付けた品。

美しいウォーターサーバーとテーブルもポートランドで買い付けた品。

今年夏の取材でオーナーの今村ナオミさんにお会いしたとき、2号店の準備のためポートランドに行くという話をうかがっていたのですが、天井が高く広々とした空間には、まさにその波瀾万丈ポートランドツアーの集大成が並んでいます。現地で何十軒ものアンティークショップを回って気に入った家具や雑貨を購入し、自らトラックで運んだのだそうです。
木材がむきだしになった壁に、倉庫の面影が残ります。

木材がむきだしになった壁に、倉庫の面影が残ります。

といっても今村さんには海外で大量の家具を買い付けるなど初めての体験。「ポートランドについてから、ようやく、なんか大変なことを始めてしまったなということに気がつきました(笑)」

税関の面倒な手続きに悩まされたおかげで、お役人に対処する奥義を会得してしまったようですが、苦心の末に完成した空間は、流行の西海岸のコーヒーロースターを思わせるファクトリー・テイストでありながら、なぜかしら無骨、無機質といったイメージとは少し離れているのです。
カウンターの上には、実際にお店が使用しているスタイリッシュな電話機。

カウンターの上には、実際にお店が使用しているスタイリッシュな電話機。


今村さん自身も「当初の予想よりは可愛い印象に仕上がったんですよね」と語っていますが、もしかしたらそれは微細な部分に女性ならではの感覚が働いたせいなのかもしれません。女性がつくるファクトリー・テイストの新しい魅力。
ポートランドの椅子

 

これらの椅子もポートランドから運ばれました。テーブルも含めて、脚のバリエーションに注目。
ポートランドの椅子

 

ドリンクやフードはセルフサービスで、リーズナブルな価格に設定されています。次ページでご紹介しましょう。