最新ファッションの小売エリアと安い卸売りエリア
フロアにはお店がぎっしり。ところ狭しと洋服が並び、あっちを見たり、こっちを見たり、大忙しです。カジュアルやフォーマルなどといった具合にフロアが分かれています
例えば doota!や、ミリオレ、ハローapMなどが並ぶ、駅を境に西側エリアのファッションビルなどは、既に業界で名前を知られるデザイナーの店が入店しているケースもあるので、「安い」買い物と言うよりは、最新のファッションを一度にいろいろチェックできる、ぐらいの感覚で訪れるのが正解でしょう。
反対に、駅を境に東側のエリア、(大通りを挟んだ反対側のエリア)には、NUZZON(ヌージョン)や、U:US(ユアス)、デザイナークラブ、 光熙市場など、卸売り中心のファッションビル群があります。こちらでは、比較的安値で買い物ができ、さらにたくさん買えば買うほど値引率もUPします。
レザーものを買いたい方は、光熙市場をチェックしましょう。レザー衣類を専門に扱う卸売りビルで、900件近い卸売り問屋が入店しています。既製品はもちろんオーダーメイドもできる店が多いので、雑誌の切り抜きを持参するといいかも。水色やピンクなど、カラフルなレザーを扱う店もあるので、日本ではなかなかお目にかかれない一品が手に入るかもしれません!
現金でのショッピングがおトク!
「ショッピング天国」、そんな言葉通り楽しい東大門市場、より安くショッピングするためにも、ここでは現金を使うのがオススメです。もちろんカードもOKの店が増えましたが、現金払いの方が、割引してくれる場合が断然多いのです。現金払いを条件に、安くしてくれるよう値段交渉することもできますよ。ただ、現在の韓国では、ブティックなどで観光客相手に法外な値段をふっかけることはまずありません。ですから、半額近く安くなった……なんてことほぼあり得ません。買う量にもよりますが、小売専門のビルでは、先方の言い値から1,000~5,000ウォン程度安くできれば十分、と考えるのがベターです。税金を返してもらおう
小売中心のファッションビルでは、観光客が買い物の際支払っている付加価値税の一部を払い戻して暮れる「TAX REFUND」という制度を取り入れています。例えば、 doota!なら、3万ウォン以上買い物をしたショップでは、払い戻し用の書類を受け取り、5階のラウンジに持っていくと、その場で付加価値税分をペイバックしてもらえます。その際受け取る書類は、帰国時空港の税関に要提出です。そのほか、商品を手荷物として持参することなど、規定があるので説明を受けましょう。これらを知って、東大門に繰り出せば楽しさ倍増ですね! 日本では絶対に味わえないエキサイティングなショッピングタイムを満喫してください!