新生児育児/赤ちゃんのお世話

赤ちゃんのあやし方(2ページ目)

新生児期はずっと寝ているものとおもいがちですが、生後20日ぐらいからぐずったり、起きる時間が多くなってきたりします。ベビーマッサージやママの手遊びなどで少しずつコミュニケーションをとっていくと毎日が楽しくなります。

浅井 貴子

執筆者:浅井 貴子

母乳育児ガイド

赤ちゃんのあやし方、関わり方

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足の裏のマッサージは足の指の運動になる

1. ベビーマッサージ(腹ばいにして、背中や肩などをマッサージする)
お風呂上りでもよいですし、着替えの時にオイルや保湿剤をつけて、なでであげましょう。もちろん洋服や肌着の上からでも大丈夫です。

出産した病院や児童館、保健センターでもベビーマッサージ教室をやっている所が多くなってきました。訪問にきた助産師さんなどに聞くと教えてくれます。

腹ばいにすると背筋を使うので、赤ちゃんは疲れて寝やすくなります。マッサージ以外でも1日5~6回は腹ばいにして首をあげる練習をしましょう。

注意)起きている時、硬めの敷物の上でやりましょう。ソファーなどは転落の危険があります。


2. 外気浴やお散歩
最初はベランダなどで5分ぐらい、冬でも外の冷たい空気を吸うことで気管支の鍛錬になります。そしてお庭やマンションの踊り場などに活動範囲を増やしましょう。
1ヶ月健診をしたら、30分ぐらいの外出もできるようになります。

風のそよぐ音、犬や猫の声、木の枝のこする音など……外界には沢山の刺激があります。外に出ると寝てしまう赤ちゃんもいますが、それでもOKです。ママも気分転換になりますね。

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パパの太い声も赤ちゃんにとったらおもちゃになる

ガラガラ、ベッドメリー、バウンサー、音の出るおもちゃ、手遊びなどで遊んであげましょう。もしかしたら一番のおもちゃはママやパパの手や声、表情だったりします。必ずしもおもちゃを沢山買い与えることではありません。

赤ちゃんのなん語(クーウーという言葉)を繰り返したり、何気ないことを反復して言うこともすべて赤ちゃんは理解しているものです。「今日は雨が降っているね~」の一言でもよいでしょう。PCや携帯ばかり見ていたり、TVを時計代わりにずっとつけていると、何事にも無関心になってしまいます。

この時期の赤ちゃんの脳の成長には電子音や電磁波はなるべく避けたいものです。



※ベビーマッサージは、誤った方法による実践に起因して、健康被害や骨折を引き起こす場合があります。実践する際は、必ず乳幼児の健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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