芸能一家に生まれ・・・
ガイド:“エリE.”とビデオクリップ等でカタカナで既に表記されているので、エリE.ちゃんと呼ばせていただきます。
エリE.:
はい、どうぞ(^_^)。
ガイド:
あなたのお父さんはクロアチアではとても有名だと理解しています。お父さんは、クロアチアのファンク王として知られるディノ・ドヴォルニク(Dino Dvornik)ですよね。おじいさんのボリス・ドヴォルニク(Boris Dvornik)は、名高い俳優。あなたは子供時代から人々に知られていたのではと推測します。
エリE.:
はい、私はお父さんがコンサートツアー中に生まれたの。お父さんが「Ella E」という歌を歌っていましたが、私の名前「Ella」はそこから命名されたの。私の家族全体が芸能界にいて、お父さんが私を連れ歩いていたから、幼少の頃からみんな私の事を知っていたわ。
ガイド:
有名な家族に生まれてどうでしたか? 親の七光りと見られたり、ディノの娘としての期待を集めたりすることに対して、葛藤はありましたか?
エリE.:
うーん、難しかったけど、楽しかった。私は、この世界がどんなものかを知って生まれたと思うの。順応する必要はなかった。だから、有名になると変わってしまう人もいるけど、私は変わらなかった。私の人生全てはそんな感じだったし、私は今も同じ人。でも、他の人たちの期待はとても私には重かったわ。彼らが私にお父さんのようになる期待を持たない事を望んだわ。だって時代も性別も違うし、私は女の子なのよ(^_^)。でも、お父さんはとってもクールだし、私もそうなりたいわ。
父の死がもたらしたもの・・・
ガイド:あなたの公式ページにあるバイオグラフィーを読みました。翻訳の中で失われた部分はあるかもしれませんが、2008年に亡くなったあなたのお父さんへのあなたのメッセージは、複雑な感情が交錯したとても特別なものに感じられます。お父さんの死は、あなたの人生に対する考え方を変えましたか?
エリE.:
うーん、両親がいる時、守られています。お母さんはお父さんのために働いているのを見てきている。お父さんが死んだ時、お母さんも仕事を失った。お父さんが死んだ時、私は凄くショックだったわ。彼は今までも生き残ってきたし、私は彼は死ぬ事なんかないと思っていたから。お母さんが私に電話してきた時、私も帰宅した。誰も見ていない間に、彼の部屋に行って、最後の姿を見たわ。とても非現実的だった。彼はいつものようにただ寝ているように見えたから。悲しくさえもなかったわ。「お父さんは幸福に死んだから悲しくない。彼に会って、記憶に刻むチャンスがあって、私は幸せ。」と私はただ思ったの。それは私を永遠に変えた。今、私は人生についてとても違うように感じている。神も死ぬ事を悟ったの。もし神が死ぬのなら、私も。だから、なんでも私が好きな事をして、全ての瞬間を使うんだと。私が死ぬ、どこかへ行ってしまう時、そういう試みをして、幸せでありたいと望んでいるわ。