イスタンブールの夜景3 ボスポラス海峡クルーズ(2ページ目)

海峡沿いのライトアップ 

食事の合間には、デッキにでて海峡沿いの夜景を楽しむことができます。主要な建物はライトアップされており、全体が浮かび上がるように照明された荘厳な宮殿や、歴史的な建造物が次々と現れます。

印象的だったのは、前のページの（写真4）でご紹介した、港近くのドルマバフチェジャーミイと（写真5）のルメリ・ヒサル城塞です。

ジャーミイは、建物を2色の温かい光、尖塔を白い光でライトアップし、内側からステンドグラスのブルーの光が透過した光が加わっています。右の時計台は白い光で照明されコントラストがきれいです。
ルメリ・ヒサル城塞は、オスマン帝国のメフメト2世が15世紀に東ローマ帝国（首都コンスタンティノープル）を攻略中に4カ月という短い期間で建設されました。この城塞の向かいのアジア側には、14世紀に建てられたアナドル・ヒサルが見えます。近くで見ると大きく迫力があります。

その他にも写真6、7のように建物の形状に合わせて、細かく照明しているものもありました。船では、建物を見る角度が変化していくため、斜めと正面では見え方が変わって面白いです。

次のページではボスポラス大橋の照明についてご紹介しています。