世界遺産の倉庫街と旧市街周辺
港町ハンブルクならではの景観に出会える倉庫街は注目の観光スポット
港の運河周辺は赤レンガ造りの美しい建物が並ぶ世界最大の倉庫街で、2015年にドイツで40番目の世界遺産に登録されました。港や貿易の歴史を知ることができる倉庫街博物館や税関博物館、鉄道模型を中心に世界の街並みが再現されたミニチュアワンダーランドなどもあり人気の観光スポットとなっています。
港の周辺では「ハーフェンシティ」と呼ばれる大規模な都市開発が進行中。歴史的建築群とモダン建築のコントラストが印象的な、ハンブルクならではの景観を目に焼き付けておきましょう。
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新市街とアルスター湖周辺
アーケードやホテルが立ち並ぶアルスター湖畔は市民の憩いの場でもある。湖上めぐりの遊覧船も出航
湖の南西一帯はハンブルク随一の高級ショッピング街で、特にノイアー・ヴァル(Neuer Wall)には、ジル・サンダーやモンブランなどのドイツブランドから、エルメスやアルマーニなどの各国ブランドまでがずらり。ノイアー・ヴァルから北側のゲンゼマルクトまでの一帯は、ヨーロッパ最大のショッピングアーケード「パッサージュ」が集まることでも知られ、専門店やカフェが軒を連ねています。
ここまでご紹介したのは、すべてアルスター湖周辺の中心街。日本のガイドブックでもよく紹介される、王道の観光エリアといえます。ですが、実はハンブルクのトレンドエリアは別の場所にあります。次のページでは、ガイドもイチオシの、もっとディープに楽しめるハンブルクをご紹介します。