「チョコレート展」の展示内容と見どころは?
国立科学博物館の「チョコレート展」の展示内容は、以下のような流れとなっています。●プロローグ
エントランスでは、展覧会の会場となる国立科学博物館をチョコレートで再現!
チョコレートでできた博物館の建物に加え、屋外に展示されている蒸気機関車D51やシロナガスクジラなどのモニュメントを、全てチョコレートで手作りしているのが見所です。
●ZONE1 チョコレートの原点~カカオ
「テオブロマ=神様の食べ物」という学名をもつカカオをクローズアップ。
カカオの木やカカオの実などを展示し、詳しく紹介します。
●ZONE2 チョコレートをめぐる歴史
マヤ・アステカ文明では神聖な飲み物として珍重されたチョコレートの起源に始まり、16世紀にヨーロッパに渡り、やがて食べるチョコレートへと生まれ変わる歴史を振り返ります。
マヤ文明で使用されていたチョコレートにまつわる道具や食器、ヨーロッパに広まったチョコレートカップやチョコレートポットの貴重なコレクションも展示されます。
●ZONE3 チョコレートと日本
著名ブランドの革新性なども分かる楽しいコーナー
なじみ深い人気チョコレート商品も大集合! 懐かしいテレビコマーシャルやパッケージなどがずらりと並びます。
●ZONE4 チョコレートができるまで
まるで自分が「カカオ豆」になったつもりで、チョコレート工場内部を「体感」できるコーナーです。
●ZONE5 チョコレート・プロムナード ~チョコレートをもっと知ろう
様々なチョコレートの種類や、チョコレート作りの職人「ショコラティエ」が手掛けるチョコレートなどについて紹介します。
国立科学博物館の人気者・ティラノサウルスや、上野でおなじみのパンダ、忠犬ハチ公など、チョコレートでできた作品が展示されます。
●ZONE6 チョコレートの未来
世界中の人達に長く愛されてきたチョコレート。
様々な生命と自然のめぐみ、世界のつながりによって、私達の手元に届いています。
これからも美味しいチョコレートを食べ続けられるように、私達が今、心に留めておくべきこととは……?
この展覧会は、アメリカ・シカゴの自然史博物館として世界的に知られるフィールド博物館が企画し、現在も全米巡回している展覧会を元にしています。
大人も子供も共に楽しめる内容で、これを見れば、ますますチョコレートが大好きになること、間違いありません!
では、次のページから、会場内に展示されているチョコレートの大型細工(ピエスモンテ)を製作した5人のパティシエへのインタビューをご覧ください!