DNA 京都2012
DNA 京都2012 販売予定価格: 1箱(8個入) 2400円(税込)
抹茶、醤油、味噌、柚子、大徳寺納豆、番茶・・・日本の食材はすでにパリやロンドン、ニューヨークなどでも多くのシェフたちに知られ、使われていますが、新茶から作る挽きたての抹茶や、繊細な麹の塩梅で作られた大徳寺納豆、鉄板で炒ったばかりの番茶の香りを知る方は少ないことでしょう。そうした日本食材の持つ真の魅力や、その背景にある文化、そして、そこに込められた“日本のモノ作りの心”を表現。日本伝統の食材と南半球で生まれたカカオ、そしてヨーロッパの歴史あるショコラの文化が出会う未体験の味覚を楽しめます。
<種類> 左記画像
上段左より:黒大豆醤油、京番茶、一休、黒七味-YABAI-
下段左より:抹茶、米こうじ味噌、金胡麻のプラリネ、柚子
販売予定価格: 1箱(8個入) 2400円(税込)
ダニエルズカカオツリー/幸せのボタン~Don't lose it!~
左:ダニエルズカカオツリー 右:幸せのボタン~Don't lose it!~
ダニエルズカカオツリー
2009年、小山氏はカカオの原産国である南米・エクアドルの地を旅しました。その際に訪れたとあるオーガニック・カカオ農園で、熟れたカカオの実の見分け方や、そのおいしい食べ方を熱心に教えてくれた一人の少年がいました。それが、農園主の息子さんである、ダニエル君でした。近い将来には、厳しい状況にある現地の生産者の暮らしが好転し、ダニエル君も農園を継いで、楽しげにカカオを栽培していてほしい…そんな未来への希望が、このチョコレートには込められています。
鮮やかな虹色のペーパーに包まれた4種のタブレットの原料は、すべてフランス「KAOKA社」がフェア・トレードで仕入れたオーガニック・カカオ。
シンプルで、ピュアで、力強い・・・そんなオーガニックならではのテイストを、味わうことができます。
また、美しく弧を描く斬新なパッケージは、エスコヤマのマップを手がけた丹下紘希氏によるデザイン。南アメリカの大地に芽吹いたばかりのカカオの木を覗き込む少年の姿。大きく実ったカカオの実…希望に溢れたそのデザインです。
■販売価格:1,890円(税込)
幸せのボタン~Don't lose it!~
このショコラには、「カオカ」というフランスのメーカーが、エクアドルの農園からフェアトレードによって仕入れたカカオが使われています。アリバナシオナル種というとても希少なオーガニック栽培のカカオで、現在はごく少量しか生産されていません。
もし、このカカオがなくなれば、“自分のショコラ”を表現できない…つまり、パティシエ・ショコラティエの小山氏にとって「なくしてはいけない大切なもの」のひとつです。
「大切なもの=幸せ」を、普段、ついうっかりなくしてしまいがちな洋服のボタンに例えて表現したのが、「幸せのボタン~Don’t lose it !」です。
2011年、ふたたびエクアドルの農園を訪れた際に再会した小山氏のエクアドルの小さな友だち・カカオ農園の息子のダニエル君が「大人になったら世界一のカカオを作りたい」と打ち明けてくれたことが、このショコラを作るきっかけとなりました。
■<種類>ストロベリー、パッション、カシス、フランボワーズ、ミルク
■販売価格:2,100円(税込)
■以上のショコラはオンラインショッピングでも購入できます。
*現時点で一部の商品は発売されていません。
小山進氏プロフィール
1964年:2月6日、京都で洋菓子職人を生業とする父の元に生まれる。
1983年:大阪あべの辻調理師専門学校卒業。神戸「スイス菓子ハイジ」入社。
カフェのフロアスタッフからキャリアを重ね、実績が認められてパティシエに昇格。
その後、本店シェフ・パティシエ、商品開発部長に抜擢される。この間、各種の洋菓子コンクールで優勝多数。
2000年:同社より独立し、(有)パティシエエスコヤマ設立
全国10数社の商品開発および技術指導を行う
2001年:TVチャンピオングランドチャンピオン大会(フランス) 1ラウンド、決勝両ラウンド味覚部門第1位。この番組からコヤマロールが生まれる。
2003年:11月13日三田ウッディタウンに「パティシエ・エス・コヤマ」OPEN。
2004年:同店でお菓子教室「School of Sweet Trick」開講。初のレシピ本「THE SWEET TRICK」(旭屋出版)を出版。台湾でも出版される。
2006年:マジパンの物語とレシピを綴った「お菓子で作る20の物語『marzipan 20 stories』」(旭屋出版)を出版。同じく台湾でも出版される。
焼き菓子のレシピ本「Oven Magic」を出版。同じく台湾でも出版される。
2007年:韓国でトップクラスのパティスリー『Passion5』(パリクロワッサンInc.)をプロデュース。
2009年:新宿伊勢丹にて開催される「サロンデュショコラ」に初参加。以降毎年出展。
2011年:全国のパティシエやクリエーターに呼びかけ、東日本大震災復興支援プロジェクト「ハジメルプロジェクト」を立ち上げる。本場フランス・パリにて開催されたチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT Paris」に初出展。さらにフランスの権威あるチョコレート愛好家協会「C.C.C.」(Club des Croqueurs de Chocolat)の品評会にて、外国人・初出品ながらも、最高位のタブレット5枚を獲得という、史上初の快挙を成し遂げる。
また、C.C.Cとサロンデュショコラの合同審査によって選出される「2011 SALON DU CHOCOLAT AWARD」にて、外国人ショコラティエとして最も栄誉のある「外国人最優秀ショコラティエ賞」を受賞。
2012年:一粒一粒に込めたショコラの世界観とレシピの全容を解き明かした小山自身初のショコラ技術書『chocolat japonais』
(柴田書店)を出版。ビジネス本『丁寧を武器にする~なぜ小山ロールは1日1600本売れるのか?~』(祥伝社)を出版。
■関連ホームページ
エスコヤマ・小山進×表現力(前編)「丁寧を武器にする小山進の作り出すエスコヤマのお菓子」