オフィス・商業棟と住宅棟、教会を一体で整備
制震構造を採用 2層吹抜けのラウンジなど充実の共用部
約1万6,700平米の広大な敷地に、30階建てのオフィス・商業棟、40階建ての住宅棟、教会棟が整備され、駅前広場やパッサージュなどオープンスペースもつくられます。街全体として空地の約40%を緑化する計画で、ソメイヨシノなど10種類の桜を約40本植える予定です。安全・安心への取り組みとして、オフィス・商業棟、住宅棟ともに制震構造を採用しています。非常用自家発電機の設置により共用部照明やエレベーターの約72時間の機能維持策など防災対策も手厚くなっています。
ワイドフロンテージの高層タワーで外濠方面だけでなく、九段方面からもランドマークとしてそびえるであろう建物。江戸の美意識「粋」と西洋の精神「エスプリ」をコンセプトに、外観・共用空間デザインがなされています。
全体デザイン監修は、日建設計の山梨知彦氏が担当。共用空間デザインは、「マンダリン・オリエンタル・ニューヨーク」など世界有数のホテルやリゾートを数多く手掛けるハーシュ・べドナー・アソシエイツが担当します。中でも目をひいたのがグランドエントランス石垣アプローチ施工を担当する日日石材。城壁なども手掛ける同社の施工をはじめ一流のスタッフの配置が、期待感を抱かせます。
3450mmの階高を活かした順梁採用の開放的な空間
71平米~78平米中心 ワイドフロンテージでワイドスパン中心の間取り
商品企画面での充実は、住戸プランでも感じます。モデルルームに入ると、どのタイプでも感じる開放感。階高を基準階で3450mm確保しており、リビングなどの天井高は天井カセットエアコン内蔵で2600mmあります。順梁工法のため、バルコニー面まで視界が開け、フラットな空間がつながり眺望・採光が確保されているのも魅力です。また、ワイドフロンテージな建物のつくりで間取りはワイドスパン中心。中心面積は、71平米台~78平米台中心ですが、専有面積以上の間取り性能を感じている方が多いと聞きました。
181平米台RSタイプのモデルルームは、圧巻で階高は3550mmを確保。約41.1畳のリビングダイニングルームは、広いリビングで感じる天井の圧迫感がありませんでした。
9月からの案内会から11月5日時点で、総来場数1,600組を超えている同マンション。医師や経営者、会社役員を中心に人気を集めています。評価ポイントは、利便性や将来性、資産性とともにプランの良さを挙げている人も多いとのことです。希少性の高い立地のプランニングの大切さを強く感じました。
第1期1次の販売価格は、4,990万円~4億4,980万円、最多価格帯は9,100万円台。平均坪単価は、約474万円前後とのこと。赤坂・青山・麻布といった3A地区をも上回る供給単価でも好調です。この物件しかないと思えるマンションには、市況に売れ行きが左右されないと言われますが、「パークコート千代田富士見ザ タワー」は、立地の希少性と商品企画の秀逸さで、まさに該当するマンションになっていると言えるのではないでしょうか。