片付けのコツは場所ごとの整理収納
5.2帖のこの部屋には窓が2カ所にあるため、デスクと背の高い本棚が置ける位置が限定されます。そこで、家具の配置は現状のままで、デスク廻りと本棚の中とクローゼットの中を片付けることにしました。デスク廻りにある書類は、立てる収納にすることで中身を見やすく並べ替えて、今回の作業を終えた後に中身を整理してもらうことに。
あちこちに分散していた本を集めて本棚に収め、棚板の間隔を調整することで、下2段にはA4サイズの書類が収納できるようになりました。ばらつきやすい書類や薄い冊子をファイルボックスに収めて、こちらもボックスごとにあとで要・不要を点検すると、さらに使いやすくなります。
いっぺんに片付けようとせずに少しずつ進めていくのがコツ
そして、やがては子ども部屋にしたいという計画ですから、今の状況を出発点にしてさらに持ち物を減らして、子供服がしまえるようにするといった次の目標につながりました。
今回の作業を終えたNさんによると、「よく使うものは出しやすいように手前に置く。そういうことを意識せずにモノを置いていました」とのこと。収納しきれないモノがまだ残っていますが、片付けたことでこれからの展望が少し見えてきたようです。
何段階かに分けて整理収納することで、少しずつ理想の部屋に近づけていきましょう。
片付けようと思ったら、持ち物をひと通り点検する作業が欠かせません。ちょっと勇気がいりますが、手を付けてみると収納スペースがグンと広がりますよ!