1位ホノルル、2位ニューヨーク、3位パリ
海外で住んでみたい都市も調査
大手ディベロッパー7社が運営するポータルサイト『メジャーセブン』が毎年実施している『首都圏・関西圏住んでみたい街アンケート』。2012年は、「海外で住んでみたい街」も調査しています。今回はじめて実施された海外で住んでみたい都市ランキングは、以下の通りです。
1位・・・ホノルル
2位・・・ニューヨーク
3位・・・パリ
4位・・・バンクーバー
5位・・・シドニー
6位・・・サンフランシスコ
7位・・・シンガポール
8位・・・ロンドン
9位・・・ロサンゼルス
10位・・・モナコ
1位に選ばれたホノルルは、のんびりと生活できるから、気候が良いから、自然が豊かだから、リゾート気分で暮らせるからなどが選択の理由に挙がっています。米国の都市が4都市も入っているのも特徴です。
2012年の首都圏で住んでみたい街1位は、5年連続吉祥寺
2位は自由が丘、横浜が3位にランクアップ
首都圏では、吉祥寺が5年連続1位、自由が丘も5年連続の2位でしたが、3位に横浜が前年の5位からランクアップしています。昨年は、震災の影響もあり内陸部のブランドエリアのランクアップが顕著でしたが、今年は鎌倉がランクアップ、昨年順位を下げた豊洲も横ばいなどトレンドに変化も見られます。また、今回実施した「実際に住んでみて良かった街」のランキングと比較してみると、「住んでみたい街ランキング」の上位ランク外からランクインした街がかなりの数に上ります。
中でも、川崎は2012年「住んでみたい街」ランキングでは45位ですが、「住んでみて良かった街」ランキングでは、4位にランクインしています。同様に荻窪26位→7位、下北沢27位→8位、三軒茶屋28位→8位、練馬143位→10位などが「住んでみたい街」のランキングよりも「住んでみて良かった街」での順位が高くなっています。「住んでみて良かった街」の選択理由としては、いずれの地域も「交通の便が良かったから」「日常の生活に便利だったから」「通勤に便利だったから」など利便性の項目が上位にきています。上位20位内に中央線沿線の街が6つもランクインしていますが、交通アクセスの良さが暮らしやすさに繋がっているのだと思われます。
また、「住んでみて良かった街」の3位にランクされた中野と4位にランクされた川崎は、ともに「庶民的な街だったから」「物価が安かったから」が選択理由の上位にきています。日常の買い物や食事などがリーズナブルに楽しめることも満足に結び付くようです。
次のページでは、関西圏のランキングを紹介します。