テクノポップ/アーティストインタヴュー

ガジェット系女子未来鼓笛隊、新・チロリン(3ページ目)

80年代末ムーンライダーズの岡田徹さんのプロデュースの元、活動した伝説のガールズバンド、チロリンが、2012年に新・チロリンとしてニューメンバーで復活! 4人のメンバーと岡田さんにお話をきいてみました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

元祖チロリンをプロデュースしたきっかけ

ガイド:
では、ここでプロデューサーの岡田さんにも質問します。元祖チロリンですが、打楽器中心のユニゾン・コーラスというのが、当時とても新鮮でした。元祖チロリンをプロデュースするきっかけはなんだったのでしょうか?

岡田徹:
フトあるきっかけでスイッチ・レーベルからデビューすることになったチロリン。当時、雑誌アンアンの表紙に出たり、サブカルの世界でアイドル的存在だった島崎夏美さんとそのお友達のガーリーなユニット。英国の全寮制女子高ピクニック アット ハンギングロック」「チロリアン」などをキーワードにプロジェクトを立ち上げました。

チロリン復活の理由

ガイド:
今回、彼女たちが新・チロリンとして、アルバム『Chit Chat Ciroline/おしゃべりチロリン』で20年以上の歳月をかけて復活することになった理由は?

chitchatciroline

Chit Chat Ciroline/おしゃべりチロリン

01.こんなじゃダメ神様
02.途中にしてね
03.チョコレイト戦争
04.MIRAとお散歩
05.(チロリンの)星に願いを
06.B-612に恋をして
07.涙は少女の武器
08.Post!Post!Post!!
09.Please
10.うわのそらみつけた
11.走る人
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岡田徹:
以前から、良きタイミングでチロリンを再稼動しようと思っていて、たまたま島崎夏美さんに相談したところ、桐島ヒナタちゃんを紹介され、まさに探し求めていた“うわのそら系女子”だったので、即デモ制作に取りかかりました。

ガイド:
今回、プロデューサーとして、チロリンというバンドの名前を保ちつつ、新・チロリンとして彼女たちの個性を出していくため、苦労された点などはありましたか?

岡田徹:
とにかく“真剣に遊ぼう”精神で、こちらも楽しくやったので、苦労とかはなかったです(笑)。

>>新・チロリンのメンバーの、岡田徹プロデューサーの印象とは?

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