元祖チロリンって雑貨屋さん?
ガイド:チロリンは、当時ガールズバンドとして、かわいくて少しひねった少女の世界観を有していた希有な存在だったと思うんです。今の若い人が当時のチロリンがやっていたことをどう感じたか、とても興味あります。曲だけでなく、ジャケやコスチュームも含めて。
桐嶋ヒナタ:
自分にはない感じの雰囲気なので、すんごいかわいいなーって思いました。
岡村聡美:
YouTubeなどでチロリンの曲を聴いたり、ジャケットを見たときは第一印象に可愛い! そして不思議なゆるーい世界感だと感じました。
福永マリカ:
本当に直感的な感想なのですが、少し前の雑貨屋さんみたいな雰囲気だなぁと思いました。子供みたいで楽しくて、少しさみしくて、懐かしい。楽しさがハッピー! みたいな明るさでなく、一人遊びに似た静けさを持ってる。そんな音楽だと思いました。わかりにくいですが。
ジャケットもチロリアンテープだったり、衣装もすこし異国的というか。今みてもとても可愛いと思います。やっぱりその意味でも、チロリンのCDを手にとる感覚は、かわいい雑貨を手にとる感覚に似ていたのかなぁと思います。
満月あいり:
チロリンは自分的にはゆるいイメージです。色でゆったらクリーム色とか、クリーム色かな。ちょっと自分には今までない色。
好きなムーンライダーズの曲
ガイド:雑貨屋さん……うん、分かります。
新・チロリンの動画コメントを見せていただきました。驚いたのは、ムーンライダーズが好きっていう発言。いや、好きでとっても嬉しいのですが、よく知っているなぁと。特に好きなライダーズの曲とかあれば教えてください。
岡村聡美:
「スカーレットの誓い」ですね! すごい耳に残りますし、ライヴ映像をたまたま見たのですが、トランペットとの融合もばっちり合ってまして、聴いていて楽しいです!
福永マリカ:
「スカンピン」「ボクハナク」「モダーン・ラヴァーズ」などです。YouTubeがあってよかった。ずっと映像を見ています。友達もすごく好きで、歌いながら歩いたりします。
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