テクノポップ/アーティストインタヴュー

アルバム『~IN-胤-』発売、4-D mode1にインタヴュー(3ページ目)

再編後、隔年のペースでアルバムを発表してきた4-D mode1(小西健司さん、成田忍さん、横川理彦さん)が、予定通り新作アルバム『~IN-胤-』を発売。4-Dを代表して、小西健司さんに再編後の流れと新作について伺いました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

死の舞踏

ガイド:
ドイツ語は分からないのですが、「Totentanz」はとても耽美で、4-Dの世界観にもピッタリな感があります。同時にダブステップ的な部分もあって、今の音も組み込まれていますね。

小西:

「死の舞踏」と言う意味なんですが、この曲もほぼ全編スタジオでの作業から構築されました。

P-FUNKとHIP HOP以外は……

ガイド:
「After Dinner Party」は、4-Dとしての無料配布されたソノシート曲ですが、今回これを再度、かなり違うアレンジで再度発表された理由は? オリジナルも好きですが、「2012」はよりファンキーな感じがします。同時に矛盾していますが、ブラックな感じはしないのが、4-Dだなと。

小西:
僕自身の中ではもうとっくに終わってるので、歌いたくない楽曲なのですが、ライヴでは横川が歌っていて、アルバムでは成田に任せてみようと……。このテイクは、ツルッとしたポップ的解釈があり、その感触を大事にするために、成田が全編歌うことにしました。

個人的にはP-FUNKとHIP-HOP以外は、未だにブラックミュージックって好きじゃないです。その辺が密かに反映されているのかも知れません。

ライヴの予定

ガイド:
最後に4-Dとしての今後の予定・構想などあれば、教えてください。

小西:

30周年の締めくくりとして、柄にもなくホームグラウンドである、高円寺Highのカウントダウンライヴに出演します。なので、今年のクリスマスも年末も日本に居なければいけないことになってしまいました(笑)。

それと関西では、10月12日(金)に北堀江のclub vijonでA.C.E.と東京のPEVOと一緒にライヴします。翌日10月13日(土)には、小西の一週間早い誕生日会と言うことで、ドイツ風ランチとミニライヴを京都モダンタイムスでやります。僕がドイツへ戻るまでには、あと何回かライヴがあるかも知れません。是非ライヴにもいらっしゃって下さい。

ガイド:

ありがとうございました。ライヴも楽しみにしております。

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